金沢星の会・ 2020年の出来事

 

 

         

★ 2020年の活動実績ほか

  • 2020.1.11(土) 新年会 
    金沢駅西の 塚田農場  にて実施しました 参加者 21名

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
    2020年1月に中国武漢市で発生を認められた肺炎を伴うCOVID-19は 3月に入り日本国内でも感染拡大が認められ、政府は緊急事態を宣言するとともに各種活動の自粛を要請することになった。
    これにより県内では「キゴ山ふれあいセンター」や「やなぎだ星の観察館満天星」など各種の施設が閉鎖されることになった。

    金沢星の会関係では”合宿の中止”,”例会の中止”,”観望会の中止”などの影響を受ける。

    4月07日  緊急事態宣言発令
    5月25日 政府は緊急事態宣言を解除 これをうけ県内緒施設も徐々に再開の動きとなる
    6月19日 政府は県境を越える移動自粛要請を解除

  • 2020.6.21(日) 部分日食
    太 平洋岸は梅雨前線がはびこり太陽は雲の向こうという残念な結果に終わりましたが、北陸は天候に恵まれて欠け始めから最大食を過ぎる頃まではしっかりと見えていた地域が多かったようです。金沢周辺では最大食以後は雲の中に入るなどしていましたが、能登では食の終了までしっかり観測できたそうです。
    石川県内では’サイエンスヒルズこまつ’と’やなぎだ星の観察館「満天星」’にて観測会が開かれました。

  • 2020.7月 ネオワイズ彗星(C/2020 F3)
    明け方の空で肉眼彗星となる1等星の明るさに姿を現わしてくれました。
    梅雨前線にともなう雲の影響でなかなか見られず苦労しましたが、久々に楽しめました。

  • 梅雨 
    北陸地方では梅雨入り6月11日 梅雨明け8月2日と長梅雨になりました。

  • 2020.9.24(木) グレージング
    いて座のλ星(2.8等)の食が九州から東北にかけて南限界線(月齢7 カスプ角2.2°)となる
    現象を観測しようと金沢テクノパーク運動広場にてスタンバイするも厚い雲に阻まれ観測能わずとなる。

  • 2020.10.6(火) 火星の準大接近
    昨年の大接近時は砂嵐に火星表面が覆われ模様がよく分かりませんでしたが、今年に発生した砂嵐は小さく、火星表面の様子を長く楽しめました。

  • 天体観望会
    今年に予定されていた観望会はほとんが中止となり寂しい年となりました。
    銀河の里キゴ山での観望会は8月始めからの開始となり10月末まで行われました。
    吐息からの飛沫がアイピースなどに付着し感染を広めることを懸念し、天体望遠鏡には電子アイピースを取付け、モニター上で火星や木星などの画像をオンライン表示して眺めていただく形で行いました。
    来年はどうなるでしょうか。

  • 2020.12.5/6(日) 小惑星探査機「はやぶさ2」帰還
    小惑星リュウグウ(162173 Ryugu)にてサンプル取得を行った小惑星探査機「はやぶさ2」は5日14時30分ランドセルを投げ捨て(再突入カプセル分離の意)たのち、軌道を変更して小惑星1998KY26に向けて再び旅立った。
    「はやぶさ2」から分離したカプセルは6日早朝オーストラリアのウーメラ地区に無事着地した。