2016年 8月例会報告

  

 

【 概要 】

 日 時 : 2016年8月14日(日)
 会 場 : 銀河の里キゴ山ふれあい研修センター 天文学習棟
 出席者 :  9名


【例会内容】

☆キゴ山星まつり終了:河合

星まつりに参加協力して下さった皆様 ご苦労さまでした。

夜は快晴に恵まれ その日はペルセウス座流星群も見られるとあって 大勢の来場者が詰めかけ キゴ山星まつりは大盛況でした。

4階天体観察デッキでは 来場者が途切れることがなく 終了時間の20分前に入場ストップの処置を出しましたが、それでも終了時刻を40分も超過してしまいました。そんな中、テレビの取材も有りました。終了後、みんなで休憩所に集まり身体を休めました。そして、いろいろ反省点を出しましたが、その中でも観望している対象によって人の流れが違うことが長さんにより指摘されました。(長さんが担当したM13が一番人の流れを滞留させていました。)それをふまえて来年開催時には、判り易い対象物を選ぶようにしたいと思います。


☆新庄2丁目「夏の星空観望会」終了:河合

平日にもかかわらずお忙しい中、参加協力して下さった皆様有難う御座いました。大勢の子供達や父兄の方々が来られましたが、開催時刻には、あいにくの曇空になってしまいました。それでも雲の切れ間に上弦前の月が時折あらわれ、子共達も満足して観望していました。土星が見たかったようですが残念でした。時間がたつにつれて全天雲に厚く覆われて来たので終了時間は午後9時でしたが、30分前に観望会を終了しました。来年に期待したいです。


☆カメリア夏の観望会:(代紹介:長)

芝生の植え込みによる不便や途中からの雲には勝てず完璧とは言えませんでしたが、無事に終了することが出来ました。ご協力ありがとうございました。


☆平田10cmF5の撮影:長

キゴ山星まつりの後、下山して約束していた撮影の指導に行きました。平田さんの10cmRFTにて指定された街中の公園で練習です。街灯も公衆トイレの灯りもある中でセッティングして撮影でした。カメラはキャノンX5でプログラムタイマーの練習も兼ねてです。自動ガイドですので、ISO1600でM31は1分、ペルセウスhχは30秒での撮影になりました。4枚をphotoshopでHDR合成しPhotoDirectorでノイズ等とHDR処理を行いました。hχは良くなりましたがM31は露出が足りませんでした。


☆吉野谷オートキャンプ:長

MLで募集していましたが人数に達しましたので、募集を終了しました。現地を映像で紹介いたします。岡本観測所に本当に近い場所で、そこそこのロケーションです。


☆白山での観望:長

先日の8/7〜8と白山に登ってきました。室堂は山頂のほぼ南に位置します。ビジターセンターの直ぐ南にある展望台と東にある展望台以外に撮影場所はありません。宿泊客は御来光を見るために寝ているので、邪魔にならないようにするには、このどちらかになります。気温は15度ほどですが防寒の準備は必要です。また当日は風が強かったです。少し岩陰に入るだけでもずいぶん防げます。さすがに夜空の透明度は良いです。


☆サマーホリデイ in 原村星まつり:日尾

8/6(土)14時ごろ金沢を出て19時過ぎにNさん、Sさんと現地で合流しました。(お二人は前日夜に出発)
暗くなってから着いたので出店はあまり見てません。

Nさんは88星座仮装大会のユル〜い進行に癒されたそうです。
会場の暗い所で撮影してた時、近くにいたドブ(Ninja320)の人にたっぷり見せていただきました。埼玉から来てた人でユーシートレードに行ってみたいと言ってました。店長日記を毎回チェックされてるとか。

その後、平沢峠の獅子岩駐車場(野辺山のパラボラの近く)へ移動して朝まで撮影のハードスケジュールでした。。 >_<

翌朝、N宅で仮眠して吐竜の滝など観光してきました。
下界は猛暑の日だった様ですが、私たちは爽やかな高原の避暑でした。 (^^)v
N宅は敷地300坪(崖地仕様)DEATH!
https://youtu.be/gB8XYyu6ZFo


☆川北町「夏の夜空観察」にご協力ありがとうございました:日尾

能美星の会、金沢星の会で望遠鏡を出しました。
多少の雲はありましたが、概ね晴れて主に土星や月を約200人の子供達に見ていただきました。
運良く月面Xも見れました。20時20分ごろISSが北の空を通過していくのも見れました。
https://youtu.be/wbCN0AskjiE


☆流星撮影:日尾

原村の週末からキゴ山星祭りの日のペルセ群まで流星がいくつか撮れました。
https://goo.gl/photos/p7nhF95YzfqNwYTq9

撮影の詳細はGoogle photoのinfoで見てください。
キゴ山では最初に撮ってた場所はあまり流れなかったので途中で避雷針の方向に向きを変えました。これが当たって2個ゲットDEATH!
流星のダストは均等ではなくムラがあって、ある程度まとまっている場所があるのでよく流れる方向にカメラを向けるのは正解みたい。。
カメラのセンサーは新しい物ほど良く、感度を上げて流星の色が出せると思います。
次回はiso3200以上にしてソフトフィルターで色を出してみようかと思いました。


☆撮影時の改造カメラのピント調整:越野

星景(又は星野)撮影時には通常、(ズーム距離に拘らず)レンズのピントを∞(無限距離)付近にセットしています。改造(IRフィルタ除去)カメラもこの要領でピント調整をしていたのですが、先日、当該カメラで広角(約17mm)撮影したところ、”ピンボケ”していることに気が付きました。そこで、ズーム距離を17〜70mmに変化させながらそのつど実際にピントを確認すると、なんと、2ft〜∞まで広範囲になっていました。…ちなみに、非改造カメラでは(17〜70mmに)ズームを変化させてもほぼ∞位置で合います。
この原因は、IRフィルタを除去したことによりフィルタの厚みの分、ピント位置が変わってしまったのではないかと思われます。この対策として、実際に月を目標にして改造・非改造カメラごと、かつズーム距離ごとにピントを合わせ、「対照表」を作成しました。これにより、ピント調整の能率化が図られました。

※現在のオートフォーカスレンズでは、距離表示は雑になっていて遊びが多くなっています。気温によってもかなり位置が異なると思われます。


☆ペルセウス座流星群 :中嶋

キゴ山星まつりの後、観察デッキでペルセウス座流星群の撮影を行いました。星の会のメンバーも残り、いくつか撮影できましたが、カメラに捕らえられたのは少なかったとの意見が多くありました。
 私は24:43:25頃と25:17:18頃の流星をガイド撮影で捕らえたものと、固定撮影では24:40〜25:49の間に7個捕らえたものを紹介しました。


☆撮影ポイント見つけました :中嶋

川北町の観望会の後、有志3名で南側が暗い撮影ポイントを探しに、うろつき回りました。結果、鍋谷町から和佐谷町に抜ける林道内に開けた場所を見つけました。北から西側は街明かりが強くダメですが、南側はまずまずでした。ペルセウス座流星群の流星もいくつか見ました。。


☆ペルセウス座流星群の撮影:河合

天体観望終了後、午後11時過ぎよりデッキ上で流星群の撮影に挑みました。眼視では流星を多く観望出来ましたが、カメラを向けた方向には中々出現してくれません。終了時間の午前2時迄で300枚撮影しましたが、一枚だけ流星が撮影出来ました。流星写真は初めての試みで、1台のカメラではなんと難しいものかと思いました。


☆秋合宿:中嶋

10/01(土)満天星を考えています。遠方から来られる人も居られるので、早めに決めたいと思います。現在10/29案も出ています。


☆カメリア祭り:長

9/24にカメリア祭りがあり、東の丘あたりで観望会の協力を致します。
今回は開始を19時からに致します。



★次回の例会

 9月 11日(日)13時〜
  キゴ山ふれあい研修センター・天文学習棟にて

 


 

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