2020年 6月 定例会 報告

 

 日 時 :2020年 6月14日(日)

 会 場 :銀河の里キゴ山ふれあい研修センター・こども交流棟・研修室

 出席者 : 16名 

 COVID-19(新型コロナウイルス)の緊急事態宣言が解除になり、キゴ山ふれあい研修センターも使用できるようになりました。
豪雨の中でもメンバーが 集まり久しぶりの会合です。
会場はいつもの広さでは3密になりますので、こども交流棟の研修室にて開催し、入口では検温を行いました。


【例会内容】

☆新年度挨拶: 直江所長(キゴ山)

年度初めが新型コロナの影響で本日になりました。
星の会の方々には本年度もお世話になりながら省庁の動向を注視して出来うる限りのイベントを行っていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

☆今年度のイベント:刀祢(キゴ山)

星見の日を含め、来月より本格的に行いたいと準備していますが、状況がどうなるか判らないので、ほとんどのイベントは未定です。
近々なんとか方向を見出したいと考えています。
決まりました事業は会長さんの方へご連絡するように致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 七夕まつり・キゴ山星まつり・まちなかスターウォッチング共に開催未定。
 おとなの宇宙塾は、8月28日(金)19:30〜20:30を初め9月18日(金)、10月23日(金)の計3回を考えていますが、案内等についても決定されていません。


☆ムーンウォッチ望遠鏡MT-4:長

小池田先生のお持ちだった人工衛星観察望遠鏡が中嶋会長に渡され保管されていましたが先日不具合が発生し、調整の依頼を受けました。
初めて見たのは45年も前のことですが覗いたときからアイピースが気になっていて、この機会に洗浄も兼ねて分解してみました。
アイピースは視野が広いのでてっきりエルフレだと思っていたのですが、実際は2群4枚構成のものでアイレンズが深い凹が使われていました。
4番と5番の張り合わせレンズ内に小さな欠損がありますが現在でも良好の見え味です。

この望遠鏡が使われたのは 1957年から始まった国際地球観測年(IGY)のとき、世界初のスプートニク衛星が子午線上を通過する時刻を計測し軌道を求めるという天文普及観測でした。
金沢大学にて実際に観測で用いられた望遠鏡です。 迎角、方位角の表示がある架台としては珍しいものです。
本来は平面鏡反射板があるはずなのですが、付属されていませんでした。

ムーンウォッチ計画については白川さんなどのURLを紹介しますので、そちらをご覧ください。
ちなみに世界で4番目に打ち上げられた1958-Beta 2(ヴァンガード1号)は未だ軌道上に飛行していて大気抵抗などを観測するために利用されています。

http://www.telescope-museum.com/wp-content/uploads/2017/02/5175c8e74e18a790d614b7355c67143a.pdf#search=%27%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%83%E3%83%81%E8%A8%88%E7%94%BB%27
https://www.seikei.ac.jp/obs/astro/Moonw_j.htm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%9C%B0%E7%90%83%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E5%B9%B4

☆COVID-19の影響で:長

以前から欲しい物登録していた物がをポチポチ押したために色々な商品が届いています。
その中で年内に購入するつもりだったプラズマカッターが届きました。
バンドソーでは切断出来ない金属も速く切断できます。
これはノズルからプラズマを発生させ高温にて金属を溶解し、それを高圧空気で吹き飛ばすと言うものです。
切断面の幅は3o弱です。機械の性能では最大20oとなっており5oが最適との事です。
目的が25o厚鉄材なので思案し、切断するところを3o離してΦ10oの穴を空けておけば可能であることが切断実験で解りました。

☆旋盤のインチネジ対応化:長

私の旋盤はメートル寸法なので、正確なインチネジが切れません。
国際インチは、正確に0.0254メートル(25.4ミリメートル)と定義されています。
旋盤の親ねじが2oピッチですので、親ねじを回転させるギヤが254枚ギヤなら良い訳です。
254を整数で割れるのは127の素数ですので127枚ギヤがあれば済みます。
ところが奇数ギヤを特注すると想定よりかなり高価でした。
それならギヤも作ろうとインボリュートカッターの製作を始めたのですが一月経っても形状が難しくあと0.2oと言うことろが作れないでいました。
そんな時にAmazonからインボリュートカッター歯の案内が届きビックリです。
なんとモジュール1で送料込み3000円弱で売っているのです。
手元に届きフォルダーを作りました。
既に割り出し器は持っていますので、読み取りでギヤを切削することになります。
完成すれば初めに買った小型汎用精密旋盤は御用済みになり売却する予定です。


☆メシエ天体撮影踏破に「王手」!:越野

岩瀬さんに続こうと、メシエ天体110踏破まで5天体となっていたのですが、先日来の出陣でようやく「王手」をかけることができました。
このうち、M40は私の持っている「スターブック10」の“自動導入リスト"には登録されていないことから探すのが大変でしたが、先日、鳥越で洲アさんと星図と照らし合わせながらようやく見つけることができました。
この他、M102,105,106の撮影にも成功し、残るはへびつかい座のM62のみとなりました。
これは今からがシーズンなので時間の問題かと思っています。
その他、ブラックホールで有名になったおとめ座のM87と「ジェット」も撮影できました。
また、かみのけ座のM88,98〜100はEXT-PHを使って拡大撮影しました。
天の川と北アメリカ星雲はこれからがチャンスなのでリトライしていきます。


☆撮影成果:米林

コロナ禍で外出自粛が要請されていましたので人気のない近隣での撮影となりました。

1. 昨年末に撮影したM42
昨年末に撮影したM42の画像処理をしていましたが、なかなかうまくいかないので完成見本として石原さんに画像処理してもらったものを披露しました。
あまりの出来栄えのすばらしさに皆さん関心しておりました。
石原さん、ありがとうございます。

2. 月と金星の接近
4/27の夕刻月と金星が接近して西空に見えていたので野々市カレードと一緒に撮影してみました。
意図的に色温度を変えて水銀灯を電球に変えて撮影したので暖かい雰囲気の作品になりました。

3. 地球照の撮影
西空低空の月齢5くらいの月が透明度も良くきれいに見えていたので久しぶりに地球照の撮影をしてみました。
月はふたご座にあり撮影してから気づいたのですがいくつもの星が月に隠されていきました。
連続撮影をすると暗縁から潜入していく星々が撮影できました。


☆シグマ20mm、F1.4レンズ:干場

・ 新しく買った、シグマ20oF1.4を、天の川撮影に使ってみました。
 3月末から明け方に天の川撮影を数回試みました。さすがに明るいです。
 また、数回同じ方角の撮影をしたことで、火星の位置が大変早く移動することもわかりました。

・ 例会ができなかった期間中に何回か、オンラインミーティングが行われました。
 その中で教えていただいた画像処理の方法を、以前に画像処理したファイルで2度目の画像処理を行ってみたところ、ずいぶん効果が出ました。


☆4月、5月の星雲星団撮影:大友

M13 2020.4.25 22:40
M27 2020.5.29 22:34
M101 2020.5.13 21:39
M104 2020.4.25 22:00

撮影機材
ビクセンD130mm f650mm 直焦点 AP赤道儀
キャノンEOSKiss9 IR改造機  露出120S ISO3200
M101の写真の端の方の星像が楕円形になっていたので、コマ収差かといいましたら、多くの方より光軸のずれかもしくはドロチューブのゆがみではとご指摘をいただきました。


☆出撃動画:日尾

6/6(土)ISSの日面通過を狙って出撃するも天気悪くてダメでした。。の動画を紹介。
https://youtu.be/Sg34BgQ6LIM

5/29〜30鳥越へ出撃の写真を紹介。(共有アルバムにも掲載)
https://photos.app.goo.gl/YsunWzPXizxisUam7


☆GalaxyCruiseの紹介:中嶋

すばる望遠鏡が撮影した銀河を分類していく、国立天文台の市民天文学プロジェクトです。
https://galaxycruise.mtk.nao.ac.jp/

活動報告:中嶋

・ 明るくなるといわれていた彗星が次々と外れていきましたが、PANSTARRS彗星(C/2017 T2)は暗いながらも天の北極近くでウロウロしています。
 5/28、5/29夜はM81,82近くに居たのを自宅で撮影しました。

・ 惑星撮影に手を出しました。
 今年は火星の準接近年でもあるので、DSO(DeepSkyObject)撮影用に買ったCMOSカメラで惑星撮影をしようとチャレンジしました。
 まだ不慣れなので安定した撮影結果を得るまでには至っていません。
 M3、M101と月面、木星、土星の画像を紹介しました。

☆アンケート結果発表:中嶋

提案1: 貸し出し制度は作らない。
個人的に貸し出すことが出来る機材のリストを作る。

提案2: 譲渡の情報は出すが、その後の交渉は個人間で行う。
例会では現物を見ることができるので、例会で提示しても良い。

提案3: 未処理金の処理方法は規約に明記せず、内規にする。

提案4: 活動費の補助は会の活動ならば行う。

提案5: 会費使用の申請が必要なことを規約に明記し、手続きは内規とする。
できるかぎり予算化し、運用にあたっては、相談先を決めておいてそこで承諾を得ればよい。
会費使用をオープンにするためにMLにアップする。

提案6: 現状維持ということが多数であるが、再編も考える。
まずは、サーバー、ホームページ等のネットワークに関する維持管理は対外的にも重要な役割なので、web担当者を役員ということで明記したい。

提案7:会員のみ閲覧可能な場所に公開する。


☆吉野オートキャンプ場の観望会:長

8/22に決定していますが、現地のCOVID-19対応を待っている状態です。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=149584699943507&id=102678007967510

(補記 例会では話せませんでしたが カメリアでの観望会予定が下記日時に入りました。
 ☆カメリア夏の観望会 7月27日(月) 上弦(月齢6.4) あらみや公園にて )


☆5/30に望遠鏡の整備と35pの設置しました。:長


★次回の例会

07月12日(日) 13時〜
銀河の里キゴ山ふれあい研修センター 天文学習棟 又は こども交流棟





2020.6.19

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