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2025年05月 定例会 報告日 時 : 2025年05月11日(日)場 所 : 銀河の里キゴ山ふれあい研修センター・天文学習棟・レクチャールーム 出席者 : 8名 【連絡事項】 ★干場会長から 〇事務局長選出 干場会長から岩瀬氏の指名に際し快諾され決定。
〇5月9日、キゴ山主催の「地域で集まれ天体観望会」に参加して ・雨天だったので、雨対応メニューで行われました。 ・会からは、岡本さんが星座、隕石、スターリンク衛星最新などの紹介。 ・キゴ山からは「月や惑星の話」「空気ロケット」「ストローロケット」 他には星稜中学校天文部の発表。 ・計画通りに、18時30分〜20時30分までの2時間。参加者は236名。 ・干場の感想 *雨天にも関わらず200名をこえる参加者がいて関心が高い。 *金沢星の会のことも、キゴ山星見の日もほとんど知られておらず、 これからも広報活動が大事だと感じました。 〇キゴ山からの観望会協力依頼 ・5月24日(土)に、中高校生対象の宇宙塾があり、観望補助の依頼 ・20時から22時まで、参加者のうち天体観望を希望する方々が対象です。 ・基本的には星見の日と同じです。 〇野々市市公民館館長からの観望会協力依頼 ・米林会員より連絡あり。 ・会長より野々市市公民館館長に連絡し、内容確認を行う。 【5月の天文現象】(岡本)〇金沢星の会のYouTubeを開始しました。 https://www.youtube.com/channel/UCdvwk2aWuGsH-tXS2vg8Umw 金沢星の会のXの方もアクセスしてみてください http://x.com/kjpufgenki73/ 〇2025年4月の太陽黒点 4月の太陽黒点相対数の平均は140.6でした。 1月は137.0 2月は154.6 3月134.2 太陽活動は落ち着いてきているようです。 〇2025年5月1日 - 5月15日(20時) 火星がM44(プレセペ星団)とランデブーします 火星とM44の最接近は5月5日。中心星(HR 3428)に37‘49”(月の視直径くらい)まで接近する 〇2025年05月13日22時50分10秒-24時16分47秒月がさそり座ファン(π)2.9等を隠します(星食です) 久しぶりに2等級代の星食です。観察しましょう。 〇2025年5月16日午前3時木星が超新星残骸M1カニ星雲に最接近します。 ですが、この時、木星たちは地平線下です。しかたないから20時の西空で観察しましょう。 〇2025年5月28日20時夕方の西空の低い高度で細い月(-3.5等、月齢1.1)と木星(-1.9等)が並びます。 地球照のおかげで、月齢27-月齢3くらいまで月の暗い部分の模様が、肉眼で見えます。 【天文ニュース】(岡本)〇火星から飛んできた石が大阪・関西万博にやってくる およそ1000万年前火星に落ちた巨大隕石が飛び散って火星を飛び出し地球の南極までやってきた。 それを、第41次南極観測隊国立極地研究所の今栄直也さんが発見し、日本にやってきた。 〇2025年04月2日NASA発表。お騒がせ小惑星2024 YR4は月に激突するかもしれない 〇2025年03月11日NOIRLab(アメリカ国立光赤外線天文学研究所)発表 地球から6光年のバーナード星に3つの惑星が発見された。すでに発見されていた1つに加え4つの惑星の存在が確認されたわけである。 〇2025年03月17日NASA発表! NASAのジェームズウェッブ望遠鏡が2つの恒星の惑星系の直接撮影に成功しました ペガスス座HR 8799星(5.96等)とエリダヌス座51番星(5.21等) 〇2025年03月13日18:08:土星が合(ごう)になりました それをNASAの太陽観測衛星SOHOが合の最中の土星を太陽と共にしっかり撮影しました 〇2025年05月4日夕方太陽が巨大な黒点を抱えて白山市吉野の山の端に沈んでゆく様子を 黒点番号4079。最長地球直径の9倍(目測)。地球って小さいですね。 【成果発表】(岩瀬)〇白峰へ撮影に出撃 ε160(+エクステンダー)+冷却CMOSカメラを使って、銀河・星雲撮影を撮影。 撮影中、近場に移動して、東から昇る夏の天の川の星景写真も撮影して、楽しみました。 〇日本星景写真協会の写真展 全国を巡回しており、4月に富山科学博物館で開催されました。知り合いがトークショーを行うイベントがあり見に行きました。山からの星景写真の話で、いつかは山に行きたいと思いました。なお、この後、日本星景写真協会の会友になりました。色々な情報を得ることができ、お勧めします。 【成果発表】(中嶋)〇Seestar S30を購入 先行機種にS50がありますが、価格が安い、重量が軽い、赤の発色が良いということなので購入しました。 ※6月から値上げになるそうです。 4月半ばからM42を手始めに、いろいろと試しながら撮影していますが、手軽に持ち運べてセット・撮影でき、ノイズ除去もワンタッチでできます。撮影対象によりますが、キレイ仕上げるにはRAW画像(FITSやAVIファイル)を使った方が良くなることがあります。 太陽・月・惑星も撮影できますが、焦点距離が150mmなのでS50に比べると不利です。 ※S30で撮影した画像は金沢星の会の共有アルバム「観測所・機材」にアップしています。 〇白峰方面に遠征 今の時期は残雪の白山と昇る天の川を撮ることができますが、道路が残雪で通行止めの恐れもあります。晴れていたのでダメ元で行ったところ、駐車場は手入れがされていて見晴らしが良くなっていました。 月が大きく、天の川はハッキリと写りませんでした。0度近くまで冷え込んだので早々に撤収しましたが、月が沈む頃に別の場所に寄り道して天の川を撮影できました。 ★次回の例会6月8日 13時〜キゴ山ふれあい研修センター・天文学習棟・レクチャールーム
2025.05.17
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