2014年 7月例会報告

  

 

【 概 要 】

日 時:2014年7月13日(日)
場 所:キゴ山天体観察センター3Fカルチャールーム
参加者:21名

昨日と打って変わって小雨模様の天候です。
そんな中でも多くのメンバーが集まりました。

【 今日の枕話 】

☆花火の中をラジコンヘリで撮影すると :長


 by Jos Stiglingh

 at Youtube
 Title [Fireworks filmed with a drone]
 Release Date 2014/05/13

 Equipement DJI Phantom 2
  GoPro Hero3



 by GoPro

 at West Palm Beach Florida
 Title [GoPro: Fireworks From A Drone]
 Release Date 2014/07/05

 Equipement DJI Phantom 2
  GoPro Hero3



 by Harry Blowfish

 at Youtube
 Title [Drone In The Fireworks]
 Release Date 2014/06/16

 


残念ながら、コン・テ・パルティロ(Time To Say Goodbye)の曲は消されたようです。


★SDO(Solar Dynamics Observatory)による太陽黒点の一連の動き:長

 

最近の太陽活動ですが、SDOの衛星画像を見ますと中央経度に対して南北で双極性を示す群が発生してきています。このことから太陽の黒点活動は安定してき たと思われます。
紹介しました動画は、群が分裂または合体するなど7種類の活動の様子が映し出されています。
ブリッジの発生によって分離する過程もあれば、合体する際にブ リッジに発展するものも見られます。
興味深いものとして、後続の群が先行する群に追いつき合体する際に、後続群が先行黒点に隣接した一瞬、そこに新たな黒点が発生し時計回りに動き始める現象 があります。この黒点は直ぐに消滅します。


☆ブリッジと言えば、ここ数日間、太陽黒点の暗部内に輝点がみられてい ま す。長

 これは未だ暗いブリッジなのですが、発達とともにライトブリッジ になる 可能性を持っています。残念ながらこの黒点はこれからリムに近づきますので、今後の変化は確認できなくなります。しかし、うそかほんとか昨日の観測にてブ リッジが暗部を4つに分けたようになっていると言う報 告がありました。飛騨の画像をソフトで処理すると内部のアンブラドットとブリッジの様子がよく判ります。

http://solarwww.mtk.nao.ac.jp/otsuji/open/lightbridge/HMI.mpeg


☆CM
カップヌードルCM 「サムライ in ブラジル 」Youtube動画 :長


左:日本語版 右:海外版
日本版と海外版の違いが分かりますでしょうか

例会内容】


☆8/7(木) 野々市市あらみや公園夏の星空観望会カメリア:松田・長

  松田さんからMLにありますようご協力をお願いします。

・日時 平成26年8月7日(木) 19:30 〜 21:00
・場所 あらみや公園(野々市市役所横(野々市市三納一丁目1番地))

・ 共有アルバム会員限定フォーラム(隠し部屋 ルームNo.101)に
『【カメリア】季節の星空観望会について(共通事項)』というお知らせをアップしてあります。ご一読ください。
また、長氏による『一般公開観望会の心得』が同じく共有アルバムの『観望会 etc』フォルダにありますのでこちらもあわせてご確認ください。




☆7/27(日)三方岩岳御来光&星空観察会:長

現在4台の車が決まりました。最大で5台までです。これは入山するための登録台数といただけるガソリン代の関係です。セッティングを済ませておく ために先行出発しますので、揃って出発しなければなりません。今年は新月ですので、手元が全く見えない状態と思われます。参加される方は、必ず自分専用の 照明を持参下さい。落とした部品は自分で探して下さい。快晴の場合、北極星が判らなくなるほどの夜空になります。高山ですので急に雲が通過することもあり ますので、機材を守るカバーなども用意してください。ML[K_*:08054] 三方岩岳星空観望募集でお知らせしました通り7月19日を最終受付に致します。


☆8/8(金)川北町の観望会(手取川いきいき教室夏休み版):日尾

昨年K氏とお客さんとして覗いてみたところ、今年はスタッフとして参加してみないかと要請があり星の会として手伝うことになりました。
場所は、河北大橋の北川岸です。虫送りの巨大たいまつのところです。ゲートを開けますので機材を車で観望会場所まで運べます。運び込みに使った車はそのままそこに置いておけます。主導は、能美星の会ですが私が解説者に含ま れています。
タイムスケジュールは次の通りです。

07:20集合
08:00観察開始
08:30現地解散


☆8/4(月)新庄2丁目子供会星空観望会(予備日5日):河合

今年も新庄2丁目子供会主催の星空観望会を行います。場所は去年と同じく公園にて行います。観望会中の駐車場所は去年と同じく西側にある川沿いとなります。去年まであったゴルフ練習場がケーズ電器に 変わりましたので前回より空は暗くなりました。トイレは公園正面にある家の方に昨年同様に協力していただく予定です。ローソン、セブンイレブンも近くにあります。当日、土星・火星は南西30度ぐらいの高さに見えますので、公園内 の東北にあるゴミステーション付近が一番見やすいところですが、可能な限り分散して設置下さい。木々が南側にありますが南端は地面が柔らかいです。今年も吉川さんに太陽系模型を 持って来ていただけるようにお願いしています。月齢は8.2です。天候判断については16:00頃に星の会MLにてお知らせいたします。 去年のものですが観望会場所のロケーション写真がアルバムにあります。参考にしてください。

集合17:00
開始19:00
終了21:00

注:曇り雨天の場合は、翌5日(火)に順延いたしますので、宜しくお願い致します。


☆7/18(金)シニア宇宙塾「山頂での天体撮影実践」対応について:長

来週のシニア宇宙塾は、中嶋さんの講師でキゴ山山頂にて撮影の講習が行われます。
三脚の数が足りなくなる可能性がありますので、協力をお願いしたいと思います。
星見の日でもありますので、観望デッキでの解説は通常の通りです。もし、山頂で望遠鏡が出せる方は用意していただければ幸いです。


☆8/12(火)キゴ山星まつり対応について:長

キゴ山星まつりは、キゴ山山頂と観望デッキの両方で解説をお願いしたいと館から依頼を受けました。
ペルセウス流星群にはきびしい月齢ですが、楽しみに来られる人も多いと思われます。
お盆期間にもなりますので、出来る限り多くの方の参加をお願いします。


☆8月18/19 名大の講演会について:広瀬

第23回 公開セミナー「天文学の最前線 〜宇宙の大中小〜」
 名古屋大学と名古屋市科学館では毎年夏休みの時期に、第一線で活躍する天文学研究者を集め、一般向けのわかりやすい講演会と体験型研究室紹介を 開催しております。23回目の今年は、「宇宙の大中小」と題し、宇宙を織りなす素粒子から大規模構造に至る様々な「大きさ」に着目し、幅広い分野の講師の 方々が講演します。

日時・会場: 平成26年 8月 18日(月)〜 20日(水)
   18日: 名古屋大学・経済学部・法経本館共用館・カンファレンスホール
   19日: 名古屋市科学館・サイエンスホール、プラネタリウムドーム(ブラザーアース)
   20日: 名古屋大学・野依記念学術交流館

主催: 名古屋大学大学院理学研究科、名古屋市科学館
講師: 大薮 進喜、小林 浩、関 華奈子、竹内 努、立原 研悟、野田 学、日影 千秋、三石 郁之、三宅 芙沙
内容: 講演会(18、19日)、体験型研究室紹介(20日)
対象: 高校生以上
定員: 300名(応募多数の場合は、高校生・大学生・教員を優先に抽選。研究室紹介見学は定員100名)
資料代: 500円(高大生)、1,000円(教員・一般)

問合せ先: 名古屋大学大学院理学研究科 U研 「公開セミナー」係 (月〜金 10:00-17:00) Tel: 052-788-6188
締切:7月11日(金) 必着 << 受付は既に終了しています。>>


☆キゴ山委託契約:中嶋

お手伝いが仕事になります。是非皆様のご協力をお願いいたします。
もちろん委託ですので、手伝いの補助をだせるようになりますが、具体的なことは未だ決めていません。試算の最中です。
年間契約になります。今年は既に始まっていますので、ご承認願います。(出席者全員賛同合意)


☆ボランティア保険(平成26年度)加入について:中嶋

キゴ山委託契約に伴い、指導しているときの万一の事故につき、ボランティア保険に入っている必要があります。委託契約書は市の定格文を使用されて いますので、変更が出来ませんが、内容の序盤にキゴ山主催事業の補佐であるため機材の破損などはこれに当たらないことになっています。しかし、暗闇の中で 機材を操作しているときに小さなお子さんが機材に挟まれるなどの事故が発生しないとも限りません。そこで、星の会で指導員として参加される方にはボラン ティア保険に入っていただこうと思います。市からの援助には、委託事業は該当しませんので援助はありません。会から全額を負担するか、一部を負担するか、 別に徴収するか、はたまた会費に含めるかは決めていません。これも試算中です。
ボランティア保険に入ると他の星の会が承認した観望会でも適応されます。カメリア、新庄、三方岩も適応になります。その時は必ずパンフレット等に星の会が 明記されている必要があります。


☆遠征観測成果:岩瀬

土星をアイフォンで撮影、撮影してきた球状星団をムービー風にしてみました。こうするとなんだか迫力のある良い写真に見えます。


☆大人買イダー機材ポチ:新田

大人買いでポチしたデジボーグ71FL(φ71mm f400mm F5.6(レデュサー使用にてf340mm(F4.7))を試してみたいのですが、ここしばらく天候が悪く、未だ試写することが出来ていません。
もともと1/4インチの止めネジが付いていたのですが取り外し、鏡筒バンドで固定しています。
早く試写してみたいです。


☆星の物語シリーズ第1集:岩瀬

2014(平成26)年7月7日(月)発行 82円郵便切手(シール式)買っちゃいました。
https://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2014/h260707_t.html


☆驚きの星空撮影法(本):岩瀬

デジタル一眼と三脚だけでここまで写る! [地人書館] 谷川 正夫 (著)買っちゃいました。
http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN978-4-8052-0876-2.htm
注文しただけで手元にはまだないのですが内容が気になります。


☆星稜高校告知:涌島

7/28(月)〜7/30(水)に行われる いばらき総文2014自然科学の部・地学の部で星稜高校天文学部は
「プラネタリウムの開発と運用」と題して発表します。担当は熊田祐也、岡田浩輔です。
前回の反省点をもとに、新たに恒星球と3.5mダンボールドームを製作いたしました。
大きく2班にわけ、恒星球班では星を投影する穴あけの精度、ドーム班では内部の温度を下げる試み、ドームの自立について工夫しました。

※発表後に星の会メンバーから多くの質問・コメントがありましたが、ここでは省略します。


高校生による青少年のための科学の祭典(金沢大会):涌島

今年も世話役を仰せつかりました。
8月8日(金)12:00 〜 16:00 玉川こども図書館にて行います。
時間を見つけて覗いていただけたら幸いです。
 


☆自己紹介:市姫

キゴ山星見の日に中嶋会長とお逢いして、入会することになりました。
S47年代に富山大学天文部、富山天文学会に入っていました。


★次回の例会 
 8/10(日)13時より
 キゴ山天体観察センター3Fカルチャールーム


20140712HidaDST.jpg

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