2014年 6月例会報告 |
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【 概要 】 日 時 :2014年6月8日(日)
【例会内容】☆カメリア春の星空観望会:松田・長5/31(土)、野々市市で行われた「春の星空観望会」は天候に恵まれ無事終了することができました。公式発表では700名の来場者とのことですが感覚的 にはもっと来ていたような感じです。とにかくものすごい数で来場者を捌ききれず不本意ながら終了時刻を延長する事態になりました。何故こんなことになったのか判りません。 ☆親子でスターウォッチング:桶作・中嶋・山川・安永 カメリアの観望会と並行してキゴ山天体観察センターでは表記のイベントが行われていました。星の会の役割は山頂での観望補佐でしたが事前の打合せ不足を痛 感しました。観望デッキでの観察と並行して希望者だけ山頂に来られるという話でしたが蓋を開けてみればほとんどの参加者が来られ一台の望遠鏡では難儀しま した。山頂の様子は桶作さんが掲示板にあげています。 ☆レデューサの自作:樋口 ケンコーのクローズアップレンズを利用してレデューサーを自作し比較してみました。使用したレンズはアクロマート(AC)のNo.3,4,5の3種類で す。これをT-リングに納めるのですがレンズの固定で問題が生じました。古いタイプのT-リングでは厚みがありそのままフィルター押さえのリングが使える のですが、最近のものでは厚みが足りずにレンズを押さえられないのです。 効果は順に ×0.86,×0.82,×0.79 でした。 4,000円以下で十分効果のあるレヂューサを作れることが分かりました。なお、No.5のレンズはT-リングよりはみ出すので取り扱いに注意がいります。 ☆梅雨入り前の成果:新田・岩瀬 ◇オートガイド編:新田 MLでお騒がせして申し訳けありません。オートガイドのトラブルは結局のところ望遠鏡コントローラーの速度切替えスイッチの設定に原因がありました。この オートガイドを使用して南砺にて撮影してきてみました。対象はM8とM20です。アルバムに画像をあげてありますが、オートガイドっていいですね。 ◇白山某所:岩瀬 時間を見つけては白山某所に通って撮影しています。 アンタレス付近やM27M13、白鳥の網状星雲などアルバムに画像をあげています。 ☆P型改造:長 てんとう虫の辻さんからHα望遠鏡を借り受けることになり、それを乗せる架台を検討しました。昔のP型のバンドを取り外して、アリ溝加工を施し、三脚は ジッツオを利用しました。実にシッカリしています。モータードライブは、ずいぶん前に米林さんから頂いた高橋の電子ガバナーを使いました。中身は荒川電機 です。もともとモーターから連結するギアがモーター側にしかありませんでした。調べると16:69(P1mm)ですが、そんなものありません。ガバナーに は粗動減速する半固定がありましたので、ギアに15:72(P0.5)して、粗動調整で使えるようにしました。思いのほかこの組み合わせは良い物になりま した。 ☆22度アーク:長 5月24日に見られた太陽の暈です。内暈である22°ハローはともかく巻層雲の影響で二重に見えたもので、南には環水平アークも見られました。鳥取から新潟まで見られたようですが、二重のものは石川県南部だけだったようです。 ☆金大望遠鏡修理講座:長 地震被害から長らく修正していた金大の50cmがほぼ完了しました。まだまだ追い込みは足りませんが、そこそこ見られるようになりました。さすがに鏡筒が ひっくりかえってしまったので色々なところに障害が残っています。主鏡の重さによるベースの変形は9点支持を作り換えることで、解決。副鏡の首振りは、支 えリングの傾きで修正など、、クランプハンドルには、突起を付けて以前より腕力が無くても締められるようになりました。 ☆今後の観望会予定 ・ 三方岩岳御来光と星空観望会 7/27 ・ カメリア夏の天体観望会 8/7 ・ 川北天体観望会 8/8 ・ キゴ山星祭り 8/12 ・ キゴ山シニア宇宙塾 8/22 ・ 新庄2丁目天体観望会 8/23 ・ カメリア祭り 9/27 次回の例会 7/16 13時より キゴ山天体観察センター3Fカルチャールーム ★次回の例会 7月13日(日)13時〜
2014.6.15
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