2015年 7月例会報告 |
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【 概要 】 日 時 : 2015年 7月 12日(日) 【例会内容】☆レンズ紹介:長1964年に2本製造され、その後もう1本だけ製造された記録がある世界最大画角230度を誇るFisheye-Nikkor 6.2mmF5.6 SAPレンズ2本の写真です。某所に2本が、たまたま揃っています。日本を出たことがありませんが、1本は近日海外に旅立つそうです。 ☆岡山企画:長 完成して出荷しました。※詳しい内容は報告書に記載できません。 ☆webニュース:長 最新の太陽映像や共鳴振動するオーロラ、不明の落下物動画、電気を通す魔法のペン(AgIC 導電性インクマーカー及びAgIC 導電性接着剤) ☆キゴ山星まつり:河合 8/12(水)18:00〜26:00(雨天曇天時は中止) 昨日刷り上がり出席された方にパンフレットを配布しました。本年も、銀河の里キゴ山で「キゴ山星まつり」が開催されます。 金沢星の会の協力時間は、19:00〜22:00の間で、毎週金曜日の星見の日と同様、屋上デッキ・観察ドームからの天体観望の指導と解説等です。昨年と 同様、当日は多数の観望者の来場が予想されますので、ご協力できる方よろしくお願い致します。また、註車場他詳しいことが分かり次第、お知らせします。 ☆スカイメモSの試用(その1):中嶋 スカイメモSを注文しましたが、品不足でオプションの全てが揃いません。4月19日に注文したところ、本体は注文から2週間、プレートが2ヶ月過ぎて入手 できましたが、微動雲台は3ヶ月経ちますがまだ入ってきません。全部合わせると6万円オーバー(三脚、カメラ用の自由雲台は別)です。微動雲台は代用品が ありますので、とりあえず試写をしました。 カメラのセットが軽い場合は、本体付属のプレートで大丈夫ですが、望遠レンズなどを試用するときにはバランスが悪くオプションのプレートを組み合わせるこ とになります。結構な重さになりますので各部品をセットする時やカメラの向きを変える時に合わせた極軸がずれないように気をつけなければいけません。撮影 途中で極軸をチェックするために明視野照明する時にはプレートを一度はずす必要があるので面倒です。 天候が悪く、十分なテストはできていません。本体が小型、軽量なのでバランスに気遣いが必要です。部品が多くなるので従来のスカイメモRの方がコンパクト に運べ、セッティングもRの方が簡単で早くできますが、日食の遠征など、速度を太陽時や倍速など色々と変えたい人には便利でしょう。ただ、取り付けネジが 大ネジ(U3/8)とカメラ用ネジ(U1/4)が混在しているので自分の三脚、雲台、カメラとどう組み合わせるか事前に試しておきましょう。なお、機材と は戸関係ありませんが、白峰でムシに刺されました。この季節虫除けと虫さされの薬は必須です。 ☆7月10日星見の日:福久 天文薄明を20時30分としてキゴ山展望デッキに魚眼ンレンズを構えましたが、夏は一般的に日没+1時間半、ではなく2時間だと判りました。天候は今一で したが、4等星以下が写っていました。銀河は×でした。 ☆お昼の金星:福久 昼間に金星を撮影して、バックを暗く加工すると金星の様子が判るようになりました。 ☆新庄2丁目星空観望会:河合 野々市市新庄2丁目子供会主催の観望会の開催ですが、他の行事と重なり次の日程が決まりました。 日時: 8月20日(木) 19:00〜21:00(雨天・曇天時は中止) 場所: 2丁目新庄西公園(昨年と同場所) 対称: どなたでも(申込み不要)(中学生以下は保護者同伴) 参加費: 無料 協力: 金沢星の会 問い合わせ:河合高行まで なお、参加される方は、望遠鏡の機種・口径・台数と電源の必要・不要の明記、到着時刻をお知らせ下さい。 手ぶらでも結構です。子供が多い町内ですので色々、星の名前等を教えてやってください。 ☆金沢ケーブルテレビ:河合 先月キゴ山天体観察センターに金沢ケーブルテレビより、「天体観察センター」と「金沢星の会」を紹介したいので「まちスタ530」コナーに出演してほしい という依頼がきました。タイトルは「いまドキっ!ベスト5」です。石川県内で見られるこれから期待される天体ショー他の紹介です。キゴ山からは、職員の藤 原さん、星の会からは長さんが出演しました。 生放送で、リハーサル終了後、番組スタートは午後5時30分で終了は午後6時頃でした。長さん、ご苦労さまでした。 ☆いしかわの星空写真展;河合 7月5日(日)PM2:00頃石川県庁 展望ロビーで4名の作品、54点が展示されていました。偶然、岩瀬、日尾さんと合い、一緒に見てまわりました。素 晴らしい写真ばかりで、感動しました。 ☆・キャノン60Daで天の川(いて座):河合 5月上旬に、新古品で購入したカメラですが、なかなか良い天気に恵まれず、ためし撮りも出来ないまま、2ケ月が過ぎました。やっと今月10日(金)星見の 日快晴に恵まれ、終了後に天体観察センター前の註車場で、天の川(いて座付近)をためし撮りしました。米林・柳瀬さんも一緒でした。この日の夜は、湿度 70パーセント以上で、1時間もすると夜露がひどく23:00に撤収しました。このカメラは、Hα線の透過率を3倍に上げた赤外カットフイルターを採用し ており赤がとてもよく映ります。このカメラで、赤い星雲を撮影するのが楽しみです。 ☆キゴ山から金星、木星のコラボを撮影:越野 10日の星見の会に出かけました。屋上からの金星、木星と夕焼け(市街地の夜景も)のコラボレーションにうっとりし、パチリ、パチリ…。 ところが、夕焼けの色が”赤過ぎる”のは「カメラから赤外線除去フィルタを外したからではないか」という話があり、ガッカリ…もう1台改造なしのカメラを 買おうか迷っています。※その後、越野さんには、詳しい説明とフィルターを紹介しています。(長) ☆ハンドコントローラのBluetooth接続化:日尾 1.Celestron Nexstar ハンドコントローラのBluetooth接続化。 スマホアプリ Skysafari(星図)から自動導入するために純正のSkywireケーブルを使用していた。 しかし iphone5からコネクタが変更されるのでまた新しいケーブルが必要になる。(高い) サイトを参考にしてシリアル→bluetoothで無線化する事にした。 サイト:「偉大なるノッポとプリン」さん内2013.12.14のぶろぐ 工 作の様子
動作成功 ※視力が落ちて細かい物が見えなくなりました。 7,8番ジャンパーのハンダ付けが大変だった。>_< ☆SSDと小型ケースでPC:日尾 SSDと小型ケースでパソコン組み直しました。 SSD(120GB)は8千円弱 ケースは3600円くらい。(ドスパラ) さすがにSSDはOS起動も終了も早いです。^^ https://drive.google.com/file/d/12oOrwWe96RL7OAMpqJYIhtYvQlbSmPqO0Q/view?usp=sharing ☆金星、木星の接近とISS:日尾 アルバムにも載せていますが、金星、木星の接近とISSのアニメを紹介しました。 ☆三方岩:長 今年も三方岩岳にて星空の指導を行う依頼が来ています。平地と比べると別世界の三方岩へ行ってみませんか?夜間通行止めになっている白山白川郷ホワイト ロードに入ります。企画参加者は、頂上で御来光を見るために貸し切りバスで来られます。我々は、岐阜県側の三方岩駐車場で薄明が始まるまで、望遠鏡で星空 を解説する役目です。我々の車は5台までになります。山岳に入りますので、人数届を行いますので、参加表明は、少なくとも21日には提出したいと思ってい ます。割合なあなあになってきましたが、決め事は守りたいと思います。現在、日尾・中嶋・長・桶作が表明しています。 ☆書籍の紹介:新田 7月1日に「自由研究にぴったり!夏休みの自然観察」という本が成美堂出版社から出版されました。 内容は、小学生向けに書かれた、夏休みの自由研究のテー マ、やり方について解説が書かれている本です。この本の中の一頁に、「科学館・天文台へ行こう!」と頁があり、ここに、昨年のカメリアの観望会の写真が2 枚使われています。 1枚目は、市販の手づくり望遠鏡キットと、手づくりの木製三脚(金沢星の会の長さん設計)をつかって実施された観望会の写真です 2枚目は、ちょっと問題がある写真です、望遠鏡に投影板を取り付け、安全に太陽を観察している状態が解説されていますが、写真をよく見ると、赤道儀にウエ イトが取り付けられていません。(横に写っていのは私です) この写真が使用されたと言う情報を知ったとき、すぐに出版社側に問い合わせてもらいましたが望遠鏡の説明をしているのでは無いので(太陽の観察方法の説明 なので)問題は無いでしょうと言う回答が帰ってきました。情報を提供していただいた、「野々市市情報交流館カメリア」の松田さんに申し訳けない気持ちと、 ちょっと恥ずかしい気持ちで複雑ですが、早速本を取り寄せました。 ☆うるう秒:岩瀬 2015年7月1日 AM9:00 のうるう秒ですが、準備しておらず、急遽、電話の時報(117)を録音しました。確かに1秒多くカウントされていました。 ☆オフアキ導入奮闘記:岩瀬 シュミカセの長焦点撮影向けにオフアキを使ったオートガイドシステムを構築しています。設計では、持っているパーツを出来るだけ使ってコストを抑えるべく 販売店の店長さんと何度もやり取りをして組み合わせを決定しました。そして、梅雨の晴れ間(7/10)に初テストを実施。何とかガイド星を導入したもの の、PHDGuidingを見ると、ガイド星が右往左往と暴れまくっている状態。実際の写真を見ても左右に星像が伸びて写っていました。今後、架台のバラ ンス調整やPHDGuidingのパラメタの変更を行ない、ブレが最小になるように調整していくつもりです。 ☆今後の予定 7/16 金沢大学天体観察講座 7/17 シニア宇宙塾 7/26 三方岩岳星空観望 8/4 カメリア夏の観望会 8/7 手取川いきいき教室 夏の夜空観察 8/12 キゴ山星まつり 8/20 新庄2丁目星空観望会 8/21 シニア宇宙塾 ★次回の例会 8月 9日 13時より キゴ山天体観察センター三階カルチャールームにて
2015. 7.15
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