2017年 6月 定例会 報告

  

 

【 概要 】

 日 時 :2017年6月11日(日)
 会 場 :銀河の里キゴ山 ふれあい研修センター  天文学習棟 宇宙科学工房
 出席者 : 16名

朝から晴天に恵まれた天気でした。キゴ山から見下ろす金沢の景色が綺麗で、駐車場より写真を撮っている人たちが見られます。
梅雨に入っているところが多い中、石川県では気配も感じない日和です。

【例会内容】

☆NPO地域災害の講演会:長

7/10広小路の徳法寺にて「まちづくりNPOげんき宮城研究所」と「金沢八雲会」の講演会に行ってきました。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の曾孫にあたる小泉凡先生が来られるので、松江でお世話になったことでもありお会いする目的もありました。八雲と災害の繋がりは「稲むらの火http://inamuranohi.jp/」です。八雲は「A LIVING GOD」取材する中で、三陸大津波と組み合わせて創作しています。オープン・マインドと言う考え方が人々を救う鍵になるかも知れないと感じました。TVまんが日本昔ばなしが、実に事実関係を調査して作られていることも調べてみると判りました。

☆バッテリーグリップ購入:長

EOS X5を使っているとバッテリー切れの交換が面倒でしたので、密林で【NLC】Canon BG-E8 バッテリーグリップ純正互換品をポチしました。レビューでは電源スイッチが利かないとか他のスイッチやダイヤルが使えないなどの不安要素もありましたが、定価からするととんでもなく安価なのでダメ元で買いました。結果はレビューの通り電源スイッチは利かなかったです。バラシてみるとマイクロスライドスイッチが遊んでました。ところがカメラ本体のスイッチで充分なので問題ありません。強いて言えば、これを使うと同時に2個のリチウムイオンバッテリーが切れてしまうので、またまたバッテリーを2個買うことになりそうです。

☆MLで紹介したカメラアダプターについて:長

おとなの宇宙塾で拡大撮影に合わせて安価なカメラアダプターを検討してきました。密林で見つけた激安商品は結果的に良いものでした。ただ問題もあります。差し込みスリーブ部分の付け根がアールテーパーになっていることが色々な問題になっています。軽量の一眼デジカメでは大丈夫ですが、重い物では心もとないです。アイピースフォルダーを加工する方法やテーパーを切削する方法などを検討しています。万一にも参加者のカメラが脱離落下するトラブルがあってはならないからです。ちなみに拡大撮影では5mmアイピースを使用してアイピースとカメラ間を40mm以上に延ばせば、キゴ山で使用する望遠鏡でもそこそこ満足する拡大率になることが判りました。


☆しし座の三つ子銀河、M63、M94:加藤

4月下旬から5月にかけて撮影したもので、結果として、金沢の市街地からの撮影では限界があるかな?とわかりました。
撮影はドーム内からSkyWatcherの20cmF4ニュートン鏡直焦点で、Pentax MS-5赤道儀を使用しました。カメラはSONYa7sでISO10000、赤外線改造してありますのでLPS-V3フィルターを使用しています。Vixenコマコレクター2も併用で、ガイドはOAG9でオフアキシスガイドを行っています。そして、PHD2でディザリングガイドも併用しています。これには専用のソフトとハードを準備しています。ハードは秋月の「USB接続デジタル入出力モジュールUSB-IO2.0」を使いカメラのシャッターコントロールを行います。ソフトは自作のものです。インターバルタイマー機能にPHD2接続機能を付けてあります。シャッターが閉じるとPHD2にディザリングガイドの命令が発行されるようになっています。ガイド星がランダムに少しずつずれて撮影されますのでセンサーの感度ムラが平均化されます。
処理前の画像は全体にピンク色で何が写っているのかよくわからない状態で、飽和しないぎりぎりで撮影しています。光害がひどいので30秒が限度のようです。それをベイヤーでダーク引き、フラット処理して100枚程度コンポジットします。あとはコントラストをあげて、かなりきつい処理をしないと画像は出てきません。背景のノイズが多い分、星雲の淡い部分は消えてなくなってしまいます。市街地からでは「これが限界か?」そんな気がしますね。


☆色々と写真撮影満喫:岩瀬

木星の立体視画像、ジョンソン彗星、タイムラプス、ソフトフィルター使った星 野写真等を紹介。星野写真は、高感度(ISO6400)の30秒露出でお気軽撮影だが、簡単に見栄えのするものが写せる。それにしても、2000mmF10のオフアキは、やはりなかなかに難しい。


☆北海道の旅:西條

ゴールデンウィークに北海道に行って来ました。天候にも恵まれ星空撮影もできましたが、行くところ全てが初めての場所だったので光害などの状況が分からず苦戦しました。途中撮影に寄ったタウシュベツ川橋梁がかなりいい場所でした。そこでは熊が怖かったので撮影中は車退避でしたが風景的にも雰囲気的にも最高の場所でした。近くに街と対岸に国道があるため星空的に最高の場所ではありませんが機会があれば一度行ってみてほしい場所です。
あと、5月中旬にも星空スキーの撮影も行い、ずっと撮りたかった天の川とスキーヤーを撮ることができました。その写真は世界中のスキーヤーが見るサイトのトップページを飾ることができ最高の締めくくりとなりました。


☆イリジウムフレア:中嶋

イリジウムフレアが金星の近くで見られるというので、白山と一緒に写すことを狙って、夜中に白峰まで出かけました。予報通りでしたが、薄明が始まっていて他の星々が見られずちょっと寂しい画像になりました。

☆オメガ星団:中嶋

ケンタウルス座のオメガ星団は南天の低いところに見られますが、白峰から見えました。南中時は山に遮られますが、それ以後山稜に沿って見えています。連続写真撮り、つなぎ合わせてみました。


☆ウェブページにイベントカレンダー:山川

星の会ウェブページにイベントカレンダーを追加しました。


☆まちなかスターウォッチング:藤原

日  時: 7月1日(土) 19:00〜21:00
会  場: 金沢市民芸術村 憩いの広場A
条  件: 雨天・曇天時中止
天候判断: 15時30分ごろ
集合時刻: 18時00分
協力表明: 6月20日まで、星の会MLにて行て下さい。


【次回の例会】

7月 9日(日)13時〜
  銀河の里キゴ山ふれあい研修センター 天文学習棟にて

 


 

2017.6.16


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