【 概要 】
日 時 :2012年10月14日(日)13時〜16時分 会 場 :キゴ山天体観察センター 出席者
:14名
【定例会内容】
★9/29カメリアまつり御礼 :松田
先月行われました「カメリアまつり」では、皆様にご協力ご尽力いただきありがとうございました。当日は朝から天気予報を見ていましたが、夕方以降の天候が微妙で、なかなか判断がつかずぎりぎりまで星空観望会の実施判断を遅らす結果となってしまいました。不手際をお詫びします。星空観望会は中止になりましたが天体写真展には多くのお客様がご覧になられていました。また、金工大天文部による星空解説も好評だったようです。 「カメリアまつり」の様子はカメリアのHPに掲載しています
のでご覧になってください。最後のほうにお客様から頂いたアンケートを載せています。重複するものは省略させて頂きましたが、『星空観望会の中止が残念でした』と言うアンケートが多くあり、カメリアでの星空観望会が定着していることを伺うことができます。
今回の観望会は「月を撮影してみよう!」という企画でしたが、是非ともリベンジしたいと思っています。 前日のリハーサルでは、私もiPodのカメラで月を撮影してみました。 とても綺麗に月面を撮すことができ嬉しくて感激しました。この感激を市民の皆さまにも味わっていただきたいな。
反省点としては、照明が暗く写真が見づらかったこと、写真の位置が子供の目の高さにあっていなかったこと、導線が分割されていたことなどありましたが、次回があれば考えていきたいと思います。
☆満天星合宿:中嶋
今年は異例なんですが、9月15〜17日、10月13/14日と2回にわたり秋合宿を行いました。 9月は初日9名、2日目18名と大人数での合宿となりました(私は2日目のみ)。コテージはシリウス、プロキオンを使用しました。両日とも非常によい晴天で夕方から明け方まで星空を堪能しました。 昨夜も満天星付近の天候が良さそうでしたので仕事が終わるとともに急遽合宿に駆け込みました。湿度が高く夜露に悩まされましたが、いい結果が得られたと思います(画像処理はこれから)。 感想としては、非常に天気が良かったので宴会をやる余裕がなく、結果として部屋が綺麗なまま終わりました(o^_^o)σ。本当に満天星でも珍しい夜空を経験しました。撮影する者や機材の見比べなど恵まれた夜空の中で各自楽しんでいました。少しづつ画像処理を行っていますが、幾つかはアルバムのほうにあげていますのでご覧になってください。
☆ローエル会議(穴水):長
先月穴水にてローエル協会の研究会が開催され参加してきました。記念写真のとおり1/2世紀を越えた年齢ではまだまだ若輩になってしまう年齢層の高い集まりです。今回集まったのは豪華メンバーでした。会長の小尾信弥さんをはじめ、長谷川一郎さんご夫妻も来られました。杏林大学からは4名の教授が来られ、千葉からは横尾さん、富山から牧野さん、静岡から井上さんが来られていました。名誉会長の宮崎正明さんは、現在も金沢市内にお暮らしになっておられますが、もう90になられ会話が既に出来ない状態と言うことです。今回私は石川県にある伊能図からヒントをつかみ、ローエル写真W230の藤木写真の撮影場所を特定した発表を行いました。
☆天文部:橋詰
工大祭が10月20/21日に行われます。 工大祭パンフレット 日時:2012年10月20日(土)、10月21日(日) 時間:10時30分〜17時30分 (工大祭自体は10時開始) 場所:8号館1階エスカレーター横広間 内容:プラネタリウム上映、天体写真展 キャンパスマップ http://www.kanazawa-it.ac.jp/h1s/images/contents/about_kit/ogigaoka_map.jpg 写真班が創られ、現在も頑張って撮影を続けています。 お時間がありましたら是非お越し下さい。
☆満天星成果:橋詰
SAMYANG 14mm F2.8 IF ED UMC
Aspherical [キヤノン用] を買っちゃいました。 性能も良く、安価の
29,800円でした。これだけ広角ですが、視野が歪んで見えない特徴があります。 昨日の満天星遠征で使ってみました。 ※例会で一枚以外がRAW画像だったので見ることが出来ませんが、後でアルバムにアップしたいと思います。
☆流星:山川
10月8日
18時18分04秒に関東方面にて火球がありました。長野では−6.5等の火球になっています。 当地では-2.0等(最も明るくなる部分は画面外になりますので、本来はもう少し明るかった筈です)でしたが、発生直後からJN掲示板、Twitter等で話題になったことから急ぎデータ処理を行いました。また、今回は室石さんの反応が早かったのも特徴です。 次の日の朝には軌道が求められました。地球の軌道とほぼ同じような珍しい軌道です。地球に追いつくような速度と質量だったのでしょう。
☆満天星の成果:新田
「星空雲台
ポラリエ」を使ってM42を満天星で撮影しました。 新兵器の架台に載せて、5分のガイド撮影です。 なにぶん初心者なので、色々と手間取ったり、しくじったりしました。 せっかく極軸を合わせたのに三脚を誤って引っ掛けてしまったり、ピントが甘かったり、色々な経験をしました。その中での一枚の作品です。 次回はもう少し落ち着いてリベンジしたいと思います。
☆撮影作品紹介:樋口
眉丈山の雨の宮古墳群のところ、MLでも紹介しましたキャンプ場、そして富山の天柱石などで撮影してきました。
眉丈山は朝方になると霧が掛かります。紹介する画像は、わし暗黒星雲、M57、NGC7293螺旋星雲、NGC7331とステファンの5つ子、NGC4565、M33、その他たくさん。 天柱石の場所は、かなりの傾斜があり、作ったピラー脚は4cmほど調整ができるのですが目いっぱいでなんとか水平になりました。ピラーの人は、地面を削るかそれなりの対策が必要です。
※トンネル手前の「たいらスキー場」にてんとう虫天文同好会の方々が撮影に来ているという話を伺いました。
☆撮影と新機材:Dr.加藤
自宅で撮影しています。 カリフォルニア星雲(NGC1499)とペルセウス座二重星団のh.χを撮影しました。 また、今回はHαフィルターを併用して、ガス雲の組織がわかる画像も撮影しています。 Nikon105mm
F2.5レンズを使い 5分×5枚です。 このレンズは案外良いもので、周辺でも良好な星像です。 持っていたペンタックスの赤導儀に新たに自動導入装置を作って取り付けました。 前に作ったものは、某どこやらに行ってしまいましたの新調しました。
★60周年記念行事:長
氷の望遠鏡は3ヶ月予報をにらみながら計画中 今回は屈折に加え 氷の反射望遠鏡も作る予定です。 また、来年7月には60周年記念観望会を開催する予定です。
★次回の例会
11月 11日(日)13:00 キゴ山天体観察センターで行います。
これは、長さんが書かれた例会報告をベースに ホームページ向けに山川が加工したものです 2012.10.15
|