【 概要 】
日 時 :2013年06月09日(日) 会 場 :キゴ山天体観察センター・レクチャールーム 出席者
:20名
【例会内容】
☆6/1春の星空観望会報告:松田
皆様あいにくの天候ではありましたが、大変多くの参加協力をいただきありがとうございました。 受付集計では、約300名の参加者がありました。 様子はカメリアのウェッブサイトに既に紹介しています。 http://camellia.nono1.jp/2013/06/springstar/
工大天文部のスライドでなんとか場を持たせることが出来ましたが、この後の課題も多かったと思います。 スライドを避難通路の斜底面に投影していますが、ずいぶん汚れてきたことと元から少し灰色でもあり後ろの方が見難かったようです。 スクリーン及びプロジェクタに関しての今後の問題として考えておきたいと思います。 曇りの日でも楽しめる企画をもっと充実しておくべきでしょう。 また、元気な子供たちが解説者のところに来て、ふざけることも目立ち、そういった子供たちから指導員をサポートすることも課題にしたいと思います。スライドの文字が小さくて見づらかったという声もありました。 良い知恵がありましたらMLでも提案願えればと思います。
☆カメリアリベンジ:松田
と、言うことで観望会の雪辱戦を企画しています。 今のところ7/30-8/10ぐらいの間を考えています。しかしながら
7月30日が下弦の月にあたり観望対象としての月は外れます。また、8月上旬にはカメリアでも多くの夏企画が控えておりこれらのイベントと重なることと思われます。県内でも夏祭りや花火大会と日程が重なることが予見されますので皆様には申し訳けないのですが平日開催を検討しています。 手作り望遠鏡など「昼間に工作し、夜のイベントで使って見よう!」的な夏休みに合った企画も考えてはいますが、白紙状態でそもそも実行するかどうかから今後の検討課題です。 決まりましたらMLでご報告致しますので、よろしくお願いいたします。
後日、カメリア殿と検討を重ねた結果 リベンジ観望会を7月31日(水)に行うことに決定しました。 工作企画などは、これから提案したいと思います。 詳細が決まりましたらMLにてアナウンスします。(長)
☆キゴ山星見の日お手伝い:中嶋
5/31に毎週キゴ山天体観察センターにて行われている『金曜日は星見の日』イベントのお手伝いに行ってきました。 まだ正式に承諾している訳でありませんが、少しづつ協力しています。
設備の光学機器は学校などにも貸出していて、調整不良になっているものがあるようです。 合焦装置がガタついていたり、鏡筒の中に何かが入っていて目標の天体(今回は土星)を中心に入れると急に見えなくなってしまうものがあります。 (山川さんの撮影された画像からドローチューブの滑り板が外れてひっくり返っているものと思われます by長) (対空双眼鏡を載せている三脚の台座も不安定でぐらぐらしています by
河合)
6/7にMeade LX200GPS
14インチ(35cm)を観望デッキに出して使ってみました。 水平アライメントの次のステップで望遠鏡が下方向を向こうとするトラブルに見舞われ、マニュアル片手に悪戦苦闘しましたが時間がないということで結局この日はフルマニュアルで土星を導入し、ずれたらまた入れ直すという対応になりました。代理店さんよりは天文ハウスTOMITAさんのほうが修理に関してノウハウがあると思いますと館長さんに伝えてこの日は終わりました。(by
桶作)
早速、天文ハウスTOMITAさんに症状を伝えてヒアリングをしてみました。 トミタさんの話では「基盤が暴走している感じがします。Meadeの望遠鏡ではよくある不具合で、現在も数多くの修理待ちを抱えています」とのことでした。今受け付けても修理は11月過ぎで、費用も18万円ぐらいかかる(送料別)とのことでした。(池端)
実は5/23(木)の新聞コラム欄に『金曜日は星見の日』が取り上げられていて、その影響で5/24日の星見の日ではほぼ満月という月齢にも関わらずあふれるほどの来場者が来ていました。マスコミの影響ってのは恐ろしいです。この日はTV局(テレビ金沢)も取材にきていましたので、そのうち放送されるかも知れません。(by
山川)
先に述べた小口径の望遠鏡不具合に関しては、後日星の会で修正できるか見てみることにしました。(by 長)
口頭では館長さんより星の会に迷惑にならないようにしていきたいと伺い聞いておりますが、会員のお手伝いでトラブルが発生しないとは限りませんので、今後館と相談してルール作りを行いたいと思います。(by
長)
☆一昨夜(金曜の夜)の成果:石原
金曜の夜、会社を早々に退出し、満天星へ撮影に出かけました。 梅雨入り前に月の影響が無く雲もなく晴れそうなのがこの日しかなさそうだったので無理しました。 昨日は昨日で画像処理のためこもっていたので、家内がかんかんです。なので先に紹介させていただき早く帰ります(笑) 機材は、R200SS(D200mm f800mm F4)90S赤道儀(K-ASTEC改)ですが、焦っていてパソコンにあったオートガイドのソフトを捨ててしまっていて、今回はノータッチガイドにて行いました。その分、拡大するとシャープではありません。 Astro60D(ISO3200 -9.2℃)ですので、ノイズはありません。 露出10分(2分×5コマ)×9枚をRAP2にてフラット処理(ダークなし)SI5にてコンポジットしてからMicrosoftICEにてモザイク合成しています。 その後、SI7とPhotoshopCS5にて最終の仕上げになっています。 これは、星の会の共有にアップしていますので、よければ見てやって下さい。 コマコレクタのゴーストのような星像が見られます。
撮影には家内をさそったことがあるのですが、「ぜったいいかへん」と言われました。
☆ISS太陽面通過:中嶋
2013.05.15(水)にあったISSの太陽面通過を撮影してみました。
室石さんからの情報では 中心線が職場の上を通っており、しかも昼休みのまっただ中です。撮影しない手はありません。 結果としては 軌道が直前で変わったのか予報より少しズレてISSは太陽の端のほうを通過していきました。
撮影機材に悩みましたが、今回はボーグにテレプラスを加えてニコンのD5100で撮影しました。 テレプラスに関して言えば、昔は評判が悪かったものですが、現在売られているものは画質にあまり影響がなく使用に耐えられるようになってきているように思えます。
撮影条件: フィルターはバーダのアストロフィルタ(ND4) ISO1600 1/2000sec
秒間4コマ連写 RAWではバッファフル時に連写が止まりますからJPEGで記録しました。
☆イリジウムフレア:中嶋
最近イリジウムフレアの撮影をテーマにしています。 今回、からす座付近でほどよいイリジウムフレアが予報されていましたので撮影してみました。 しかしながら、この日は天候が悪くからす座自体を確認できないという状況にあり、構図というかカメラの向きはえいやです。 イリジウムフレア自体は-6.8等の予報ですので薄雲越しに撮影できるだろうとの判断でしたが、やはり構図を決められなかったのは痛かったです。また、運が悪く飛行機が写り込んでしまったのも残念です。 イリジウムフレアは、しっかり写ってくれましたが...
☆謎の光:沖
キゴ山で米林さんとふたりで星を見ていましたら謎の光を見てしまったので報告します。 それは北の空から見え始め、いるか座の東あたりで消えてしまいました。 ISSの経路に似ているのですが、光り方も変で、不規則と言うか変なんです。
※例会の席では、ISSの補給船の可能性があると指摘。
参考記事:「国際宇宙ステーションへの補給フライト ATV4」
欧州補給機(Automated
Transfer Vehicle:
ATV)4号機、「アルベルト・アインシュタイン」は、フランス領ギアナ時間2013年6月5日午後6時52分(日本時間2013年6月6日午前6時52分)にアリアン5ロケットにより、フランス領ギアナのクールー宇宙基地から打ち上げられました。ATV4号機は、米国中部夏時間2013年6月15日午前8時46分(日本時間2013年6月15日午後10時46分)にISSへドッキングする予定です。 http://news.livedoor.com/article/image_detail/7723865/?img_id=4830254
☆12時間前のキゴ山微速度撮影:米林
昨晩と言うか12時間ほど前の撮影です。もうへとへと状態で、歳を感じます。
Canon
Kiss-NにNikonフィシュアイレンズ16mmを取り付け、露出30sec、240コマ連写を行い動画に仕上げました。ついでに比較明合成も 見えないようで結構雲が写っていますし、車のハイビーム攻撃もかなり受けました。 昇る天の川と北極星を中心にまわる星たちの二つのテーマを撮影しました。この日は多くの流星も写り込みました。
以前は重い機材を準備して星雲星団を撮影していたのですが、近頃はこれにはまってます。 撮影を始めれば2時間放置しておくだけですし、大変楽ちんです。
☆土星を撮影:Dr.加藤
FLT-110 (口径110mm F7
アポクロマート)と C90MAK (口径90mm F13.9 マクストフカセグレン)、及び C8 (口径203mm F10
シュミットカセグレン) の3望遠鏡で土星を撮影比較してみました。
撮影はwebカメラで行いました。レジスタックス合成で同じ大きさになるようサイズを調整しました。 セレストロンのC90MAKが意外とよく写りましたという結果になりました。 C8と比べてもさほど差がないようにも見えますが、さすがに明るさの違いから全体の滑らかさではC8に軍配があがります。
C90MAKは2万円弱の値段ですのでコストパフォーマンス的にはいいと言えます。 おそらくはF13.9というF値のなせる技でしょう
☆月面Xと下弦の月:河合
月面Xは 2013.5.17に自宅にて撮影したものです。 機材は購入したばかりのVixen
R200ssです。 撮影条件は EOSD60Dにて ISO200 1/320sec
下弦の月は、6/1に撮影したものです。
その他、予定と連絡事項
☆天体写真展について:中嶋
写真展の写真を大募集しています。 A4サイズでクレジットは別に表示することにしたいと思います。 詳細は、MLにて流します。 額縁は30枚を購入しました。 塗装が悪いところがありましたら、各自でペイントして下さい。
☆60周年星空観望会:中嶋
9/14(土)に 金沢市民芸術村を使う届を出してきました。 月齢
9.0です。 予備日として9/15(日)をとりました。
借用時間は16:00〜22:00です 22:00にはゲート閉鎖されます。 今のところ 準備開始17:00 観望会開始19:00 終了21:00 の予定です。 周辺地域との約束で夜間は大音量は使えません 電源は2系統とれます 22時にゲートが閉まりますので撤収はそれまでにお願いします。
場所は一番大きい広場(いこいの広場A)です。 大和町広場概略図
利用費用: いこいの広場A 1,050円 会議室(控え室) 525円 計1,575円
夕暮れ直ぐは、金星、土星がメインになります。
☆三方岩岳天体観察会:長
恒例の御来光&星空観察会が、7月28日(日)早朝 1:30 ―
7:30に行われます。 月齢19.8ですので、月がほぼ南中してます。 またまたお手伝いをお願いすることになりますが、人数で無く車の台数になります。 詳しくは、のちほどMLにて紹介いたします。
☆新庄2丁目子ども会:河合
8/13-14のいずれかに新庄2丁目子供会で観望会を予定しています。 町内会から頼まれたことですので、お手伝いいただければ助かります。
☆今年の新入部員:工大天文部(沖)
今年も20名におよぶ新入生があり4年生を含めると全体で70名の会になりました。 これからの予定として、蔵月小学校、松任児童館、海未来図書館の観望会があります。
COSMOS原稿
今月末(6月30日)を締め切りにします。 原稿をよろしくお願い致します!!
※教えてください:山川
自動流星カメラで撮影した流星だけを合成したいです。 結論:恒星を基準に合成するので、結局トリミングされた狭い画像になってしまうので、ガイド撮影が必要になっちゃう。
★次回の例会
7月14日(日) 13:00〜 キゴ山天体観察センターで行います。
これは、長さんが書かれた例会報告をベースに ホームページ向けに山川が加工したものです
2013.6.12
|