● ビデオレーター (石原@京都支部)
今回はビデオレターにて例会に参加させて頂きました。
1) 2月にビクセンのR200SSを手放し、高橋のε160EDを導入しました。(高い買い物でしたが…。)
早速 3月にファーストライトとして和歌山県のすさみ町に遠征に行きました。
カモメ星雲とアンタレス付近を撮影しましたが、星がとても小さく、シャープなのでびっくりしました。
2) 自分の装備で、不具合も見つかりました。
一つはフードを専用に作らないといけないということです。
早速ネットで調べて、少しお粗末な出来ですがなんとか作成しました。
3) また、今までEL版フラットを使っていましたが、最近はやりのLEDフラットに変更しました。
作り方はYoutubeに掲載しています。
https://youtu.be/aVw3m2hE3SU
4) 5月は早く梅雨入りし、出撃できませんでしたが、6月には、何とか出撃したいですね!
〇 最近の成果 (干場 )
1) 4月早朝の天の川撮影
夏の天の川は梅雨入り前に早朝に撮影したほうがきれいなので 4月22日に撮影しました。
この日は肉眼ではっきり見えたので赤道儀なしでさつえいしたところ、かなりよく写りました。
例会では、周辺減光への対処法を教えていただきました。
2) 電動フォーカスの取り付け
ピントを合わせる際に、手動では振動が大きいので少しでも振動を抑えるために取り付けました。
3) タカハシFCー50で直焦点撮影ができるよう、変換リングをつかうことでTリングを取り付けることができました。
☆ 月面X・過程の撮影 (河合)
今年は「月面X」が6回見られるという当たり年です。ということで全ての「月面X」を撮影しょうと思いました。
1回目の2月19日は天候不順のため撮影は出来ませんでしたが、2回目の4月19日は晴れたので夕方の6時30分頃望遠鏡をセットし撮影に望みました。
「月面X」とは、「上弦の月」の頃3つのクレーターの境目が周辺より高いため、最初に太陽の光が当たって時間と共に「X」の文字に浮かび上がってくる現象です。
いつもは「X」字のみの撮影でしたが、今回は「月面X」がどのように現れてくるのかその過程を、時間をおいて撮影しょうと19時頃より撮影を開始しました。
その時間帯ではX字は点のみでしたが、時間がたつ過程で見え始め、途中で「火」という文字になりその後だんだんと太陽の光が当たってX字になっていく様子が確認できました。
又、いつも見られない月面「E」と月面「L」の文字も過程の中で浮かび上がって現れてきました。
その後、10時30分頃に撮影を止め撤収しましたが、まだXの文字ははっきりと見えていました。
次回は6月17日(木)21時30分頃です。
又、「月面A」の文字が月令13.1の7月23日(金)夜遅くに見られると予報されていますので挑戦しょうと思います。
● この1ヶ月(4/11〜5/8)の撮影成果報告 (中嶋)
1) 4/10〜15にかけて良い天候が続いていたので自宅でM106、M101、M51、M96、M95を撮影しました。
2) 4/19夜は自宅で月面Xを撮影していました。月面は拡大すると面白い地形がいろいろ見えてきます。
また、月面Xの撮影を早々に切り上げて白山麓に向かい、未明の頃の白山と昇る天の川を撮影しました。
3) 5/3 自宅にてカメリアでの皆既月食観望会用にカメラテストをしました。ついでに、M101、しし座のトリオ星雲を400mmで撮影しました。
● 3月19日にカシオペア座に出現した新星(V1405 Cas) (中嶋)
が、5/8未明の観測で約6等にまでなっていたという情報が入りました。
●富山市科学博物館の星景写真展と流星刀展示会 (中嶋)
富山市科学館にて「日本星景写真協会写真展―星の星景2020−」が展示されています。
https://www.tsm.toyama.toyama.jp/?tid=102614 4月17日(土)〜5月23日(日)
また、ロビーでは「流星刀」が展示されています。
https://www.tsm.toyama.toyama.jp/?tid=102630 4月24日(土)〜5月23日(日)
白萩いん鉄第1号で作られた流星刀です。
◇ 川北町 手取川いきいき教室 星空観察会のご案内 (日尾)
昨年は中止となりましたが、例年8月に開催している「手取川いきいき教室 星空観察会」の案内です。
役場から今年は9月の3日(金)or 4日(土)に予定していると連絡がきています。
”能美星の会”が主体の観察会となりますが、金沢星の会の皆さまにも参加してご協力をいただけたらと思います。
COVID-19ウィルス感染状況がどうなっているか分かりませんが、何かしらの対策はしつつ、今年は無事開催出来たらいいなと願っています。
◇ 西條さん達が爺ケ岳スキー場にキャンプ場を作っているので見に行きました (日尾)
https://youtu.be/uZtEwYsVkzc
が、タイミング悪く西條さんは不在でした。
そして、薪割りしてた人にお話聞いたのに音声録れてませんでした。。 >_<
◇ 今年は天生峠で星が見たい!(夜ここで) (日尾)
まだ積雪で峠には上れなかったですが、白川郷の展望台を見てきました。↓
https://youtu.be/EusxQ3BXZN8
天生峠はこんな感じに上がれます。↓
https://youtu.be/ZNxyB3mjJsc
地図↓
☆ 4月こと座流星群とみずがめ座イータ流星群 (山川)
4月こと座流星群は出現ピークが狭く、かつ天候の安定しない時期にあたるため例年観測数は少ないことが多い。
けれど、先にMLに流したように満天星の室石さん、私のところ共に、今年は天候に恵まれ十分な観測が出来ました。
SonotaCoネットワークのデータからもよく集中しているのがわかります。
逆に、みずがめ座イータ流星群は天候に避けられ観測数は少なかったです。
最後に両者の流星群に対して、極大日における各流星の動画を集め1本にまとめたものを見ていただきました。
★ 月食図 (長)
国立天文台でも掲載されている月食の図ですが、小さく書かれている図の距離や大きさが異なると言うのが大切です。
しかたなく使用しているのが現実なのでしょう。それを出来うる限り正確な図を作ってみました。
図には、日本の緯度を示す円と夏至方向を示しています。
また、刻々と移動する観測点を表すことで月齢の不都合を解消しています。
大人の宇宙塾では食についての説明も行います。
木星衛星の相互食や重力レンズも食であることを述べます。
★ 手持ち撮影の火球 (長)
ノルウェー王国の一部であるヨーロッパ大陸の北にあるスバールバル諸島での隕石の落下の印象的なビデオと言うのが出ています。
関心が持たれたのは隕石動画そのものでなく手持ちで撮影されたことです。
今のカメラの性能の高さに関心が向けられています。
https://youtu.be/VblbHrcukFU
★ オハラのクリアセラムZガラス (長)
現在建設計画されている30mTMT望遠鏡の話題です。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210318-OYT1T50211
★ カメリア皆既月食観望会 (長)
広報されていますように野々市市カメリアにて観望会を行います。
参加協力者も検温等を受けますので、申し込みしてください。
皆既時間が短い月食ですので、説明等のタイムラインを考えています。
<注記> Covid-19ウィルス感染まん延のためカメリアでの観望会は開催中止となりました。
★次回の例会
次回は 6月13日(13時〜16時)開催 の予定でしたが、Covid-19ウィルス感染まん延のため中止します。