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日 時 : 2021年4月11日(日)
場 所 : キゴ山ふれあい研修センター・こども交流棟研修室
出席者 : 23名
総会例会のこの日、透明度も良い晴天に恵まれました。
桜は既に終盤を迎えています。
尾根伝いの山ですが縦に見られることから三角に感じる大門山がクッキリと見えています。
【例会内容】
☆新所長あいさつ:キゴ山
年度あらため今期から新所長として、濱野さんがあいさつに来られました。
☆水素を可視化:長
これからの時代は水素を利用したエンジンが発展します。
一番小さな分子ですので、硬い金属も滲み出るように透過します。
ガスボンベは法令で5年に一度の加圧テストをすることが義務付けされています。
水素ボンベの場合は、水素脆化の問題が大きいのです。
https://www.youtube.com/watch?v=JWWMGxk5rEQ
☆江戸の金属科学技術:長
國友のグレゴリー式望遠鏡の金属鏡についての錆びない話です。
ちなみに國友の望遠鏡の副鏡調整ネジは3本の物と4本の物があります。
https://www.youtube.com/watch?v=ygZnsIskUSo
関連動画
https://www.youtube.com/watch?v=5pJy1AGfAmc
https://www.youtube.com/watch?v=-hbyW_CbtE0
https://www.youtube.com/watch?v=xzYNLLW6NOM
伝統的な関連板金技術動画
https://youtu.be/5i9SpeOfdNg
おまけ
https://youtu.be/OA48jPqHEGg
☆月食観望会:長
カメリアで予定しています皆既月食観望会ですが、未だどのように取り組むかは決まっていません。
皆既中は他の天体が見せられますので、通常の観望会と同じですが、来客者は事前申し込み制で人数を制限いたします。
皆既中には星食が多く見られますので、それをプロジェクターで投影することも検討しています。
月食についての解説は、私が行うことが決まっています。
また、解説用のパンフも作成いたします。
詳しい解説については、新年度初めの大人の宇宙塾で話します。
☆系外銀河撮影報告:干場
試行錯誤しながら、3月から系外銀河の撮影にチャレンジしています。
・口径20センチ、ニュートン式反射、焦点距離800mmでは対象が小さすぎるので、ビクセンのエクステンダーを購入して約1200mmで撮影しています。
・例会では撮影した系外銀河は「M81,82」「M51」「M65,66」「M101」「M104」を報告しました。
・例会では、コンポジットするファイルはRAWファイルをそのまま使うことや、ステライメージの扱い方などを教えていただきました。
☆撮影成果:岩瀬(横浜支部)
・昨日(4/10)は、桜と星が撮りたくて、能登に行っていました。
数名の星仲間と合流し、満天星、長手先灯台、見附島で撮影しました。
・横浜支部のバルコニーにて、系外銀河を中心に撮影しました。
シュミカセ20cm(F10)、QBPフィルターを利用しての、短時間露光+多枚数のコンポジットでの画像処理です。
総露出時間は、計3時間〜10時間になる作品です。
・横浜みなとみらいで都市星景を撮影しました。
ランドマークタワー、水門、船に、星の軌跡を加えてみました。
・富士山遠征。山中湖の見晴らし台からの撮影です。
湖がガスで覆われていて幻想的な写真となりました。
☆去年後半撮影の分から:牧野
しばらく例会で発表していなかったので、雑多に発表しました。
2020年11月30日の半影月食、ATLAS彗星(C/2020M3)、M65,66、
火星とプレアデスの接近、ISS、3月早朝の夏の天の川、カシオペア座新星などを撮影しました。
☆この1ヶ月(3/14〜4/10)の撮影成果提示:中嶋
・3/17 :ISSの通過(おおいぬ座の足元)
・3/18 :ISSの通過(月の近くを通過>所により、月面通過)
・3/18朝:ダイヤモンド剱岳(内灘から)
・3/19 :ISS(オリオン座と月の間)
・4/5 :ISS(オリオンの三星をかすめ、シリウスへ向かう)
・4/9 :自宅でM51(子持ち銀河)を撮影。
【総会】
議題
☆会計報告:米林
収入、出費、差額を含め星の会の貯蓄を示しました。
参加者の拍手をもって承認を受けました。
※昨年度のお手伝い費用の配布をいたしました。
☆次期役員選出
会 長 : 米林さんに決まりました。
事務局長: 岡本さんに決まりました。
会 計 : 洲崎さんに決まりました。
監査役 : 池端さんに決まりました。
尚、サーバー管理者は、山川さんに引き続いて行っていただくことに決まりました。
☆新会長就任 所信表明:米林
中嶋会長からタスキを受け取り本年度より会長の役を担うことになりました。
同時に事務局長、会計、監査、サーバー管理者、役員の人選も行い、運営に必要ないくつかの分野を仕事を担っていただく運用スタッフ(仮称)新設の理由と説明を行いました。
昨今の天文の楽しみ方や会員の嗜好も多様化し、当面は会員のいろいろな要求に対応するインフラの整備や新会員の増員が急務であり、また目前には創立70周年という大きな周年事業もあるためそれぞれを意義あるものにするには会員皆さんの協力が必要です。
「明るく・楽しく・仲良く」をモットーとして目標の「全員参加の自主考動型同好会」が実現できるよう努力していきたいと考えております。
事の詳細や個々の対応については、その都度皆さんと共に取り組んでいきたいと思います。
どうか、よろしくお願いします。
☆今後の予定
・おとなの宇宙塾は9回行うが、そのうち6回を星の会で受け持つ。
担当講師の候補を呼びかけ次の様に予定している。
第一回: 長 「月食 -その偶然の面白さから科学する-」
第二回: 越野「四季の天体と星座にまつわる神話」
第三回: 長 「望遠鏡の活用と取扱い」
第四回: 長 「望遠鏡で天体写真撮影」
第五回: 岡本「太陽系の誕生と終焉
第六回: 岡本「宇宙の大規模構造」
※中止及び内容変更の可能性があります。
(8月は月齢が良くないので再検討してもらうことになりました)
・5月26日(水)カメリア皆既月食観望会
※現在行う内容とウイルス対策について協議調整中
・8月28日(土)月齢19.5 白山吉野オートキャンプ場観望会
※新年度の会費を徴収しています。
※COVID-19予防につき二次会は中止中。
★次回の例会
日時 : 5月9日 13時〜16時
場所 : キゴ山ふれあい研修センター・こども交流棟研修室
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