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日 時 : 2021年8月8日(日)
場 所 : キゴ山ふれあい研修センター・こども交流棟研修室
出席者 : 不明
【例会内容】
T.今後の予定、連絡事項 (米林会長)
- 富山県天文学会からの依頼(米林)
MLでも皆さんに見ていただき、ご意見をいただきました富山市天文台についての要望書について、金沢星の会を協賛団体とすること、各会員の意見を参考にしてもらうことを了承した旨富山県天文学会に連絡しました。
但しメールにある個人情報は漏洩しないよう細心の注意を払うこと、内容から個人の特定ができないよう配慮することも併せてお願いしてあります。
<参考>富山県天文学会からの要望書(リンク元は富山県天のウェブページ)
- ホテル立山スターウォッチング(米林)
7/31〜8/1にホテル立山のスターウォッチングの案内役として行ってきました。
富山県天文学会のメンバーが持ち回りでこの役を引き受けていますが時々金沢星の会からもお手伝いに行くことがあります。
今回私は立山に上がるのは初めてで、車→ケーブルカー→バスと乗り継ぎ、実移動時間約1時間でホテルのある室堂まで一気に上がります。
ここは標高2440mで気温は16℃、夜間は10℃くらいまで下がりますので30℃以上の暑い下界と比べると涼しいを通り越して寒いくらいです。
あいにく夜間は雲が切れず満天の星空とはいきませんでしたが観望会の最中にISSの通過も見られまずまずの観望会でした。
観望会後もポタ赤で撮影をする人もいて、良い機材をお持ちでしたが、撮影について情報は多いが、実際やってみるとよくわからないことが多いと言ってました。
今回は解説でしたが、また機会があれば撮影機材を持って行きたいと思いました。
U.今月の天文現象、天文ニュース (岡本事務局)
- 8月13日ペルセ群極大 母彗星 スイフト・タットル彗星
- 8月13日「伝統的七夕」の日 国立天文台の提案
- 8月18日 妖星ミラの極大 ミラの写真が撮影された
- 7月30日 ISS危機一髪
- 宇宙花火天文学ひと齧り
- スーパーサンというのないのかな スーパームーンとの比較
V.会員の成果発表
☆最近の成果(干場)
前に撮影をしたのが4月22日でした。そして今月、8月4日におおよそ三ヶ月ぶりに撮影に行きました。
- 天の川を撮影。赤道儀なしで10秒露出でかなりよく写
りました。
- M8,M20を1枚の視野に入れて撮影しました。
子午線を通過する際に鏡筒が反転することをすっかり忘れていて、総露出時間が少ない写真になり
ました。例会では赤が強すぎると指摘がありました。
- 北アメリカ星雲。
オートガイダーを再設定することを忘れてしまい、コンポジットには9コマしか使え
ませんでした。
この写真も赤が強すぎるとの指摘をいただきました。カラー強調が過ぎたようです。
二枚とも、例会後、再度画像処理を行いました。
☆最近の成果(中嶋)
6月例会中止、7月例会欠席なので、この三ヶ月間(5/9〜8/7)の撮影成果を提示しました。
- 5/30-31:M97とM108を自宅で撮影(400mm=800mm相当)。
- 6/ 7:ISSの太陽面通過があり、吉野園地に遠征。撮影成功。
- 6/ 9:自宅でM51撮影(1278mm=2556mm相当)。
- 6/21:中国の宇宙ステーション「天和」の通過を撮影。ISSほど明るくなく、1.0等の明るい時の撮影。
- 7/13:ISSの通過を撮影。
- 7/13:夕方の月と金星を撮影。月と金星はあまり接近していなかった。
- 7/17-19:3日連続で月、木星、土星の撮影。惑星は撮影後の処理が確定せず、試行錯誤中。
- 8/ 4:ISSが通過。薄明なので発見が遅れ、撮影のタイミングを逃した。
- 8/4-5:自宅でM5とM17撮影(1278mm=2556mm相当)。
☆天文話題(イベント)の追加紹介(中嶋)
現在は木星の四大衛星が相互に食や掩蔽を起こすシーズン中ですが、日本国内で見られる現象は、この8月で事実上終了するということです。
詳しくは、天文ガイド9月号に詳しく紹介されています。
直近の現象ですが、8月9日03時頃にガニメデによるエウロパの皆既掩蔽が起こります。
掩蔽現象は視覚的にも楽しめます。
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