| 【 概要 】
        日 時:2011年10月09日(日)13時〜16時会 場:キゴ山天体観察センター
 出席者:10名(二次会にて2名乱入)
 【定例会内容】
        日程調整に手間取ってしまい、なんと開講の数日前になって掲示されました。  
        学生も後期が始まって間なしですが、案ずるより多く集まりました。
 後期は実習を主題に考えていたのですが、ここで思わぬことが起こりました。
 大学は山沿いにあるので、この時期では天候が悪くなるのが通例なのですが、ド快晴!
 先ずは、私の好きな次の言葉を紹介しました。 「とにかくやってみなはれ やる前から駄目だと諦める奴は、一番つまらん人間だ」 「一番大事なのは、まずやってみる勇気なのだ! 
        失敗したら、またやり直せばいい・・・」
 「新しいことをやろうと決心する前に、こまごまと調査すればするほどやめておいたほうがいいという結果が出る。石橋を叩いて安全を確認してから決心しようと思ったら、おそらく永久に石橋は渡れまい。やると決めて、どうしたらできるかを調査せよ」
 これらは、西堀栄三郎の言葉です。
 今回は思い切っていきなり観測所へ行くことにしました。後期は、デジカメなど撮影機器の持ち込みをOKにしましたので、撮影したい学生は落ち着きをなくすと思ったからです。
 
 望遠鏡の姿をみて、歓喜する者、 ドームが回転すると驚く者、 望遠鏡を覗いては、感激する者、
 いつもの光景が見られます。それでも喜んでくれる訳で、こちらも嬉しくなります。
 聴講している学生におのおののカメラで撮影させます。 
        月面を携帯電話のカメラ機能や持参したコンパクトデジカメで撮影会です。
 思うように出来ないで困っていてもいいのです。
 「とにかくやってみなはれ、やる前から駄目だと諦める奴は、一番つまらん人間だ」
 必死に撮影をして、写ると観測所内に歓喜が響きます。 赤外線送信で、写した画像を共有する者までいます。
 どうしてもうまく行かずヘルプを求めるとヒントを与えます。
 次に木星を入れ、銀河や散開星団、球状星団などを次々に入れてやります。
 全員が和気藹々と撮影を楽しんだら、 なんと時間をオーバーしているではありませんか、、。
 結局150分もの間、皆が満足するまで観測所内にとどまりました。
 まったく授業もせずに後期第一回は終わってしまいました。
 まぁ、こんな晴天はめったにないのでこれで、よかったと思います。
   ☆初めてのRegiStax6:中嶋9月26日に木星を撮影しました。
 薄雲があり天候は良くなかったのですが、EOS Kiss 
      X4の動画サイズに「クロップ640x480」というのがあるので試してみたのです。
 画面の中心を使うので明るい光学系が使えます。
 20cm 
      Visac (Fl=1800mm) 
      20mmアイピースで拡大撮影しましたので、画面では小さいです。
 491フレームをRegistax6により処理を行い、Wavelet処理後にはイオまで描出できました。
 Registax6は初めてなので適当処理ですが、良く写っています。
 どうも撮影ムービーをAVIに変換するときに比率で問題が生じるようですが信じて処理しました。
 昼間は太陽を撮って、夜に木星を撮っていました。
 映像はHPのアルバムにアップしています。
 http://www.kanaboshi.sakura.ne.jp/phpBB3/viewtopic.php?f=21&t=126&sid=10f29ff70fbf25eff95895d26033dbc4
   ☆日周運動:中嶋
        大学近くを入れて日周運動を撮影して欲しいとの依頼で、橋を入れた星景写真をEOS Kiss 
        X4で撮りました。
 シリコンコンポという無料の比較明合成ソフトを使って良し悪しを決めていますが、既にこのソフトは無くなったようです。
 参考:画像比較ツールや画像ワイパーなどのようなソフトが良く似ています。 どうしてもカブリが起こりますので、そこを抜いた画像に仕上げました。我々にとっては星座が入っていると判りやすいと思って取ったのですが、中心だけでよかったようです。
 明るい建物と星空をちょうど良いようにするには、PhotoShopにも機能がありますが、SILKYPIXなど最近では比較明合成ソフトにも色々なソフトがあります。
   ☆星野撮影:中嶋
どうしようか迷ったのですが、晴れそうなのでゲリラ的にスーパー林道手前の駐車場にて撮影してきました。
 昔のレンズを使うとピントの調整が大事だと感じました。
 特に赤の画像ではピントを再確認する必要があります。
 簡単にダークだけを引くソフトが欲しいです。
   ☆太陽:中嶋
        河合さんが来られていないので、紹介します♪〜♪
 ISO200で1/2000で撮影しています。
 画像管理比較ソフト:エクスプレションメディアイで選んでいます。
 今はマイクロソフトに買収されて無くなってしまいました。
 仕事場の屋上は見晴らしが良く、また、太陽は簡単に撮影したいので赤道儀も使いたくありません。
 そんな訳もあり高速シャッターで撮影しています。
 作品はHPアルバムにアップしていますので、見てください。
   ☆最近の画像:加藤
        北アメリカを11cm3枚玉で撮りました。
 http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/36/db/equatorial_platform/folder/1260225/img_1260225_38612679_0?1318321835
 M33、M45は14cmシュミットカメラです。
 http://blogs.yahoo.co.jp/equatorial_platform/folder/1132844.html
 周辺はご覧の通りでそこそこ良い状態ですが、未だ甘いところがあります。
   ☆ビクセンDXに新しくモータ駆動を作っています:加藤
        PICにて赤経側300倍速で自動導入できます。赤緯側には、チョビット高いですがハーモニックギアモーターを使っていますので、バックラッシュがありません。それを考えると安いです。
 http://www.hds.co.jp/products/index.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96
 アスコムコンパチブル(アスコムドライバーとCOMポート)にて動作させています。コントローラーは汎用性が高くなるようにPCからステッピングモータのクロックサイクルを0.2μsec単位で変更できるようになっていますので、ほとんどのステッピングモーターが使えます。
 某トラブル情報のY氏のところのモータ型式モータ用電源の電圧が判れば利用できます。
 あとはオートガイドと赤外線リモコンを使えるようにしたいと考えています。   ☆カメリア企画:長
        実は、あせって来たので松田さんから預かった資料もお渡しするはずの「のっティ団扇」も忘れてしまいました。(悲)
 11月11日野々市市誕生記念として、11月13日(日)にコスミックカレッジin野々市を企画検討しています。
 http://camellia.nono1.jp/2011/10/jaxa/
 参加無料で協力として金沢工業大学天文部にお願いしています。時間は09:15〜15:15まで
 内容は大きく4つに分かれています。キッズコース・ファンタメンタルコース・世界を変えた貴重な書物(講演):竺 
        覚暁・JAXA阪本成一先生による宇宙のお話
   ☆ジャコビニ流星:溝口
        溝口はまだ頭が眠っています。
 ヨーロッパでは予報通りの流星雨になったとの情報もありますが、未だハッキリした報告や画像はありません。
 http://www.imonet.org/draconids/
   ☆シートカット:米林
        苦労談話、、、。出張で名古屋に参りましたので、その時に買い付けしてきました。
 実はMLにも触れました通り、新しくなった名古屋市科学館へも行ってきました。
 時期が悪いのか平日でも人気でとにかく並ぶ、待つ、時間が合わない、満員、曇っているなど正しく想定外でした。おまけに古いコンパクトカメラを持って行ったので暗くてうまく撮影できませんでした。あとになって携帯のカメラで撮影すればよかったと反省しています。
 http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
 で、第一の目的の太陽観測用遮光シートですが、薄い、カーリングする、指紋をつけないように手袋をつけるとつまめない、割付を写すのに大変、などなど苦労に苦労を重ねてカッティングしました。当初余っていた眼視用が追加で注文が入り、撮影用より余りが少なくなりました。
 このシートをどのようにして使われるか、みなさんいろいろと工夫をして望遠鏡に取り付けをするかと思いますので、これもCOSMOSネタになるかと思いますので投稿をお願いします。
   ☆満天星合宿:中嶋
        10月29日(土)月齢2.3
 11月02日(水)月齢6.3
 11月19日(土)月齢23.7
 11月26日(土)月齢1.2
 のいずれかと思います。MLにて決めたいと思います。
   ☆飛騨天文台65cmを使用する予告:中嶋
        技術員にサポートを願う場合はそれなりに早めに希望を出さねばなりません。
 既に今期は難しくなってきましたので、来年に実行したいと考えています。
 山奥であり真っ暗なため夜に帰ることは禁止したいと思います。
 谷底に落下しても次の日に見つけられるとも限りません。それに携帯の電波も微妙です。
 参加者はおいおい募集したいと思います。
 宿泊できる人数は、その頃でないと判りません。たぶん20名以下です。
 2晩は覚悟しておいてね。
   ☆はやぶさ:中嶋
        11月4〜5日にここキゴ山天体観察センターにて開催されます。既に旬は過ぎてますが、興味のある方はどうぞ。
   ☆佐藤ドーム要りませんか:中嶋
        C14を求めたメールを送ったけれど、返信がありません(米林)
 どうもメールが繋がらないようです(中嶋)
 
 ★次回の例会
11月13日(日)13:00  銀河の里キゴ山天体観察センター内レクチャールームにて
 
 
        例会報告作成:長   HP用編集:山川2011.10.13
 
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