2024年02月 定例会 報告

 


 日 時 : 2024年02月10日(日)
 場 所 : 野々市市中央公民館3階研修室
 出席者 : ?


【例会内容】

★米林会長から

 新年会に参加された皆さまにはご苦労さまでした。
新型コロナ感染症(Covid-19)の心配はありますが、いっしょの宴は楽しいですね。

3月の例会はいつも通り第二日曜日に行いますが、部屋が変わります。
令和6年度能登半島地震のためキゴ山ふれあい研修センターの利用にいろいろ制限がかかっているようなので、とりあえず4月の例会も野々市市中央公民館で行うこととします。

 

★岡本から1月の天文現象
  1. ) 2024年2月ポン・ブルックス彗星(周期71.31年)がどんどん地球に接近してきています
     2024年4月21日の近日点通過時には4.5等にまで明るくなるとの予報が出ています。
     Seestar S50 でポン・ブルックス彗星を撮影してみました

  2. ) 2024年2月24日22時19分小惑星ジュノー(8.8等)が地球に最接近

  3. ) 3月1日から15日の12P/Pons-Brooks彗星の予報位置


★岡本から天文ニュース
  1. )  2024年1月20日大ニュース!ついに日本はSLIMの月着陸に成功しました

  2. ) 2024年2月17日午前9時22分JAXAがまたまたやってくれました。
     H2Aロケットの後継機H3の打ち上げに成功しました。

  3. ) 今太陽がやたら元気です。来年は太陽の活動が一番激しくなります
        1月の黒点相対数は 123.0 でした。

  4. ) Seestar S50に撮影
     M81 M82 M42 重星ミザールとアルコル

  5. ) 石川テレビの番組でふたご座流星群の解説と金沢星の会の宣伝をしてきました。
     (Youtube映像で紹介)

★岡本から連絡事項

 吉野キャンプ場の星空観望会は8月10日実施となりました。


★活動報告


【中嶋】 撮影成果

・2/12(祝・月)-13(火)

 日中、約半年ぶりに太陽面を撮影しようと思い立ちましたが、撮影手順を忘れてしまっていてモタついてしまいました。太陽面は活発でした。

晴れが続きそうだったのでDSO(Deep-Sky Object)撮影にもチャレンジしましたが、その間にオリオン座が沈む様子を固定撮影しました。約2時間、446コマ撮影しました。
途中ヘリコプターが通りましたが全コマを動画にしました。
比較明合成した静止画では沢山のコマを使うと星座の形がわからなくなります。

DSOの対象はNGC2403(きりん座)とM51(りょうけん座)にしました。
DSOを選ぶ時の参考に「ハーシェル天体ウォッチング」(ジェームズ・マラニー著 日本語版)を利用しています。


【干場】 画像処理を石原さんにお願いした結果

 自分ではどうしてもできなかった M42 とカモメ星雲、M8、M20 の処理を石原さんにお願いしたところ、びっくりするくらいの出来栄えになりました。

・教訓−小口径でも諦めるな。


【立岩】 /撮影成果

 天文ガイド3月号「読者の天体写真」ビギナーの部に作品が掲載されました。
12月8日 能登半島地震の24日前となる撮影で 輪島市鵜入町(ウニュウマチ)ゾウゾウ鼻見晴らし展望台での作品でした。

震災で展望台の前を通る県道38号線が崩落と土砂崩れでズタズタになりました。
孤立地区となった鵜入地区の被災者が 支援の行き届いている輪島市街地へ徒歩避難している途中、
山の上からこのゾウゾウ鼻見晴らし展望台を撮影しています。
なんと展望台の前を通る県道38号線が崩落しているのに展望台はしっかりと建っていました。
大変悲惨な報道ばかりの中で少しほっこりする出来事でした。


*21世紀美術館写真展について

 先ずは会員の皆さんに写真展への出品の意向を確認するアンケート調査をすることにしました。
アンケート(案)を提示した結果、日尾さんがGoogleを使いアンケートを作成し金沢星の会のメールに一斉送信して貰うことになりました。

今後アンケート調査結果で写真展の方向性を考えることになりました。




 
  2024.03.5

 

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